【黄浦区豫園街道広福居民委員会】…「居民委員会」ってどうやって説明したらいいのかな…と思っていたら
ウィキペディアって何でも教えてくれるのですね(笑)
日本の町内会にあたり、住民の相互扶助組織として「大衆的自治組織」と性格づけられる一方、行政系統の末端に位置付けられて、政府の保護を受けながら行政補助機能を担っている
そうそう。手短に言えばズバリこういうことです。私がよく行く豫園近くの下町にも、居民委員会があって、そこの入り口で「あるもの」がタダで配られていました…
これは「コンドーム」です。なぜ町内会でコンドームをタダで提供するのかといえば、「一人っ子政策」の関係ですね。
【中国 「一人っ子政策」来月1日から廃止を正式決定】『中国シンクタンク“人口の爆発的増加はない”』 https://t.co/PEZckG0dOH
— 黒色中国 (@bci_) 2015年12月27日
今年の1月1日から一人っ子政策は廃止されたので、今もコンドームをタダで配り続けているかは不明ですが。上の写真は2014年5月に撮影したものです。
普通、中国だとタダのものがあれば、我さきにとばかりに押し寄せて、全部持って帰ってしまうような気がするんですけど、これだけは山盛りになって残っていました。
いつでもタダで配られているから、慌てて独り占めする必要がないのか…もしくはこのあたりは老人ばかりなので、必要な人がいないのかも知れませんが…
なお続く夫婦の営みへの国家介入
こちらも2014年5月に撮影したもの。こういうコンドームの自販機が、住宅地にはあちこちに設置されてまして、いつでもどこでも買えるようになっているわけです。
【ついに中国が一人っ子政策を撤廃したが…なお続く夫婦の営みへの国家介入】そもそも、子供の枠を「2人」に増やしたとはいえ、夫婦の営みに国家権力が介入する強権的な政策はなにも変わらないのだ。根幹的な価値観の違いが、ここに横たわっている https://t.co/8UTOBbF4Op
— 黒色中国 (@bci_) 2015年11月14日
一人っ子政策は撤廃されたけれど、出産制限が全廃されたわけではないので、まだコンドームの無料配布や低価販売は続けられるのでしょうかね…
以前、中国で友人に「どうして中国ではコンドームをタダで配るのか?」と聞いたら、「コンドームを買うよりも、堕ろした方が安いから」という答えが返ってきて驚いたことがありました。
一人っ子政策の関係なのか、堕胎が安価で出来るようになっていたそうで…。
一人っ子政策が生み出した弊害は色々あると思うんですけど、中国人の性や命に対するモラルを低下させた影響は大きいと思います。