黒色中国BLOG

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【アルミ臭問題】トランギア・メスティンも重曹煮沸してみました

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アルミ製クッカーでご飯を炊くと「臭い」が気になるし、食べると数時間ほど頭が重いような…鼻周りや首筋が痒くなることもあり、フッ素コーティングをするしかないのかな…と思っていたのですが、ミニトランギアのコッヘルを重曹で煮沸してみると…劇的な改善を致しましたので、さっそくトランギア・メスティンも重曹煮沸してみることにしました。

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大きな鍋にお湯を沸かして重曹を大さじ2杯。それからメスティンを投入すると…「シュワーッ!」と泡がたくさんでてきます。ここまでは前回と同じです。

【目次】

重曹による「黒ずみ」はほぼなし

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重曹 アルミ」でググると、アルミの鍋を重曹煮沸すると溶けるとか黒ずむという情報がたくさん出て来ますけど、それほどでもないですね。たしかにちょっと「薄い」シミのようなものがついたような気もしますけど。

炊飯

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十六穀米+米の合計1合で水は250cc。

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4分中火、15分弱火、15分蒸らしにかけました。「黒いシミ」のようなものが見えますけど、これは豆の色じゃないかと思われ。

実食

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炊き上がりはメスティンらしく上出来でした。

炊飯を始めてから気付きましたが、今日はオカズの用意がなかった…折角炊きたてのホヤホヤですから、今からオカズを買いに行くのは避けたい…ではどうしようか…

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とりあえず、インスタントのお味噌汁があったのでそれを作りました。こちらはスノーピークのソロセット極のチタンカップ。スープ用に最適です。インスタント味噌汁を投入、水を加えて加熱。

スノーピークの製品は、「バラ」で売ってもらえまして、私はソロセット焚のアルミポットソロセット極のチタンカップを組み合わせて使用しています。食事の際、カップは口に触れることが多いので、熱伝導を考えるとチタンの方が食べやすい。ご飯を炊くことを考えるとポットはアルミの方が良いみたい…という考えからです。

今は炊飯も味噌汁も、家庭用ガスコンロで作ってますけど、これはアルミ臭の実験のためで、今後は全て固形燃料かアルコールストーブで出来るように訓練しようと思っています。

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十六穀米ごはんにツナ缶をのせて完成。ちょっと醤油をかけると、これが中々のご馳走になります。もうちょっと野菜が欲しいところですが、これは今後の課題ですね…。

お粗末な食事ですが、この先、レストランなどがない中国の僻地で、必要最低限の自炊をしたい…というのが私の「野望」でして、そのためにメスティンを購入したものの、アルミ臭の問題でしょっぱなからコケていた…という次第。

そして肝心のアルミ臭ですが、やはりトランギア・メスティンでも重曹煮沸をすると、アルミ臭は一切なくなりました。食後数時間、経過観察しましたが、頭が重く感じることもなく、痒みもありませんでした。

今まで、中国を旅行している時に何度か、「レストランが全然ない場所」に行ったことがあり、その度に現地の人のお世話になってきたのですが、今後も常に運良く助けてくれる親切な人が現れるとは限らない。自分の食べるものは自分でなんとか出来るようにならないと…旅先での自炊は長年の懸念事項だったのですが、ようやく「野望」の実現に向けて前に進めそうです。

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