▲こちらはちょうど去年の今頃、こちらのブログ記事を公開したところ、大反響がありまして、以来数ヶ月置きにツイッターでたくさんRTされている当ブログの人気記事なのですが(※本来「黒色中国BLOG」は中国に関するシリアスな話題を提供する社会派ブログです)、公開から1年たってどうなったのか、現在の使用状況も含めて経過報告をしようと思います。
【目次】
加水分解は再発していません
▲あれから1年経ちましたが、加水分解は全く再発していません。重曹水に触れることで、カメラが痛むんじゃないかとも心配しましたが、そのような変化は一切見られませんでした。
▲まるで新品状態。釣りに持っていって釣果の写真を撮っているのですが、ぶつけないように大切に扱っているので傷もありません。
▲以前はこの上の部分のベタベタがヒドかったのですが、新品のようにスッキリ・サラサラです。
PENTAX WG-1再使用にあたって手を加えた部分
▲ペンタックスWG-1は防水・防塵の上に接写能力に優れており、画質は1400万画素で申し分なし。スマホのカメラだと、たまに肝心の時に撮影できなかったり、持ちにくかったりで、使い物にならないので、WG-1は今でも現役になっています。
▲加水分解除去後の再登板で、最初に手を入れたのがカラビナの部分。まず、このベルト部分がデフォルトでは長すぎたので、ギリギリ使える短いサイズに切断し、半田ゴテで切り口を溶かしてほどけないように加工しました。
▲最初からついてくるカラビナは無駄に大きく、白黒ツートーンでカッコ悪かったので、カメラ本体&ベルトに合わせて黒に統一。
▲こちらのカラビナがちょうどピッタリでした。ベルトを食い込ませるための「切り欠き」があって、それがWG-1に付属のベルトの幅とピッタリ(少し大きいけど収まる範囲)なのでした。
▲46mmのレンズキャップがピッタリ合いました。
▲再使用にあたっては、古くなったバッテリーが使い物にならなかったので、予備も含めて2個購入。それにワイアレスのレリーズも安かったのでゲットしました。もう7年前のカメラなのでバッテリーは格安。SDカードも4GBあれば、最高画質で700枚以上撮影できます。
元々はカメラマンの知人から、「風呂場で撮影しても壊れないカメラ」として薦められ、私は中国や香港にいる時にカメラが結露することが多かったので、釣りによく行くこともあり、このカメラを購入したのですが、寿命が短いデジタル製品の中で、WG-1だけは7年使い続けても全くその魅力が色あせません。
実は今でも最軽量のWG-1
ただ、WG-1はけっこうズッシリ重いのが玉にキズ…軽い新製品があれば買い換えようか…と思っていたのですが、調べてみると、その後ペンタックス(今はリコーですが)が出した後継機種は数あれど、一番軽いのがWG-1なのが判明しました。
- WG-1(2011年3月発売)…167g(GPSモデル)
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/wg-1/spec.html
- WG-2(2012年3月発売)…198g(GPSモデル)
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/optio-wg-2/spec.html
- WG-3(2013年3月発売)…239g(GPSモデル)
- WG-4(2014年4月発売)…236g(GPSモデル)
WGシリーズはその後、WG-30、40、50と続いてキリがないのですが、一桁機は結局239gまで拡大していったわけで、初代のWG-1が最軽量でした。
私としては軽さ重視なので、なかなか買い替えそうにありません。WG-1は既にリコーの修理対象から外れているので壊れたら終わりですけど、たぶんこのままだと10年は平気で使えそう。可動部分がほぼないので、壊れる要素がないのです。そういうこともあってか、ペンタックスのこの手の防水カメラシリーズって、中古の取引価格も高値安定ですね。
釣りの記録にはこのカメラで充分なので、これからも大切に使い続けようと思います。