黒色中国BLOG

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【携帯式コーヒーメーカー】「グロワーズカップ/コーヒーブリューワー」を「折りたためるヤカン」として使用する

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去年の末に入手して、以来2ヶ月程度、試行錯誤、色んな使い方をしてみたコーヒーブリューワーですが、幾つかの問題点が出てきました。それに伴い、「別の使い方」も思いついたので、こちらに記録しておこうと思います。

穴があきました… 

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▲たぶん30回以上は使ってます。使っては干して、乾燥したら畳んで、また使って…と繰り返したわけですが…

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かなりボロボロになりました。

それでも使い続けていると、お湯が漏れるようになりました。

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▲「プラ」マークの横に穴が空いてますけど、抽出後のコーヒーを注ごうとすると、この穴から漏れるようになりました。

やっぱり使い捨てが基本

やはり、紙とプラスチックの組み合わせというのは、強度に限界があるみたいですね。

そんなに高価なものではないので、何回か使用したらら、新しいものに交換するのが良いみたいです。

私の場合、中国で旅行する際に使いたいわけですが、だいたい私の旅行は1週間~2週間ぐらい。長くて1ヶ月とかですから、2週間ぐらいで1回交換、1ヶ月使用なら2~3個持っていった方が、衛生の観点から考えても良さそうです。

「折りたためるヤカン」として活用する

それと、コーヒーブリューワーは抽出が意外に難しい…と私は思いました。というのか、ペーパードリップとはかなり違う味になります。

コーヒーブリューワーって要するに「プレスしないフレンチプレス」みたいなものですから。たぶん3分ぐらいの抽出がベストで、4分~5分となると、段々と濁った感じの美味しくないコーヒーになってしまいます。

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とは言え、こうやってコンパクトに折りたためるのは素晴らしい。

なんとかして上手く使う方法はないのか…と思案していたところ思いついたのが「折りたためるヤカン」として使用する…ということです。

ペーパードリップとコーヒーブリューワーの併用

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ユニフレームのコーヒーバネットコーヒーブリューワーを併用して、ペーパードリップでやればいいんじゃないかと気づきました。コーヒーブリューワーはあくまでも折りたためるヤカンとして使用するわけです。

もちろん、コーヒーブリューワーは火にかけられませんから、

  1. マグカップでお湯を沸かす
  2. お湯をコーヒーブリューワーに移す
  3. マグカップにコーヒーバネットとペーパーフィルターとコーヒーをセットする
  4. コーヒーブリューワーでお湯を少しづつ注いでコーヒーを抽出する

…というわけです。

ペーパーフィルターの問題 

ユニフレーム(UNIFLAME) コーヒーバネットcute(キュート) 664025

ユニフレーム(UNIFLAME) コーヒーバネットcute(キュート) 664025

 

 コーヒーバネットには1つ問題がありまして、これのペーパーフィルターって特殊でして、円錐形で最下部の部分が尖ってないと、上手くセットできません。

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▲こういう状態でないと、ちゃんとフィルターがドリッパーに収まらないわけです。

一般的なコーヒーフィルターは底の部分が真っ平らになってますから、

ユニフレーム(UNIFLAME) コーヒーバネットミニフィルター2人用 664056

ユニフレーム(UNIFLAME) コーヒーバネットミニフィルター2人用 664056

 

ユニフレームでは専用のフィルターを用意しています。でもこれが結構高価だったりします。

円錐形のフィルターってなかったっけ…と思い、しばらく探してみると…

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▲ありました。V60のフィルターは円錐形だったので、これの最小サイズなら合うんじゃないかと思い試しに1つ買ってみました。

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▲比較写真はご用意できませんでしたが、ユニフレームの用意している専用フィルターと、V60用のフィルターは、見た目は全く同じもので、入れられている透明の袋も同じでした(ユニフレームのものには「プラ」マークがついてないのが唯一の違い)

たぶん、同じものじゃないかと思います。

V60用のフィルターなら上掲のもので、200円前後で購入できます。

実際に抽出してみました

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▲まずはトランギア・アルコールバーナーでお湯を沸かします。

▲アルコールバーナーについてはこちらをご参照下さい。

お湯が沸いたら、マグカップからコーヒーブリューワーにお湯を移します。コーヒーブリューワーは上辺が大きく開くので、お湯は入れやすかったです。

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▲そして、マグカップにコーヒーバネットとペーパーフィルターをセット。コーヒーを入れてお湯を注ぎます。

コーヒーブリューワーでお湯を注ぎながら、その様子を自撮り…というのができなかったので、写真はありませんけど、

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▲これは以前、コーヒーブリューワーを購入してすぐの時のレポートで使用した写真ですが、こんな感じで、コーヒーブリューワーの注ぎ口の部分は、小さくて、ちょっとづつしかお湯がでませんので、ペーパーフィルターでのドリップには向いています。ちょっとづつちょっとづつお湯を注ぐ…という微妙なコントロールがやりやすいのです。

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▲完成。当たり前のことですが、味はいつも飲んでいるペーパードリップのコーヒーと一緒でした。やっぱりペーパードリップの方が香りがあるような気がします。

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荷物はちょっと増えるのですけど、美味しいコーヒーが淹れられるのは嬉しいです。ペーパードリップをするには、必ずヤカンが必要なわけですが、ヤカンはアウトドア用の小型のものでもかさばるので、二の足を踏んでいたところでした。

コーヒーブリューワーの発明者には悪いのですが、私の方では「折りたためるヤカン」として使うことになりそうです。