前々から気になっていた「タイニーコンテナー」というものを買ってみました。カンタンに言うと、工具箱のカタチをした小さなブリキ缶です。でも、これがなかなか良いのです。
▲中には35ミリのフィルムがケース付きの状態で3つ入ります。ケースに入れずに直接フィルムを入れると4つ入ります。
撮影のためにフィルムを何本か持ち歩く時に、カバンの中でバラバラになってると面倒なので、ひとまとめにしておきたくなるのですが、そういう時にこのブリキ缶の出番…というわけです。外見がカワイイし、手元に置いていると楽しいのもあります。ブリキ缶そのものは軽いものですし、邪魔になりません。
ただ、これって実は実用的なメリットがありまして、それを説明いたしますと…
UN ツインフィルムポケット
▲昔はフィルムを携行する時にこういうものを使っていました。
▲後ろのベルト通しの金具は回転可能でして
▲このように縦向き、横向きに切り替えられます。
▲フタはねじ込みなんですけど、ちゃんとパッキンがついてまして、防水にもなっています。
なぜこんな仰々しいのが必要かといいますと…
▲昔、フィルムを100フィートで買ってきて、自分で巻いて使っている時は、こういうプラスチックの再生利用可能なパトローネを使うのですが
▲これが結構モロくて、カンタンに開いちゃうのです。
▲だから予備のフィルムを携行する際には、こういうシッカリしたケースを使ってました。これならカバンの中に入れて乱雑に扱っても大丈夫。撮影済みのフィルムを感光させる恐れもなく、安心できた…ということでした。
ただ、ここまで頑丈な必要もないし、もうちょっと嵩張らず、コンパクトで、たくさん入るフィルムケースってないのかな…と思っていたのでした。
▲タイニーコンテナーだとフィルムが4つ入ります。これで充分です。カメラに装填しているフィルムも入れたら5本ですから、1日の撮影はこれで充分です。まだ購入はしてませんけど、海外から100フィート巻きを輸入すると白黒フィルムはかなり安くなるので、この「再生利用可能なパトローネ」をまた使い始めるつもりなのでした。
▲それと、気になっていたのは、この手のブリキ缶の製品って、どこかに角があったりして、カバンの中に入れていたら、他のものと擦れたり引っ掛けたりして、あまりよくないんじゃないか…と思っていたのですが、タイニーコンテナーはかなり出来が良くて、角とか出っ張りとか引っかかるようなところがなくて、全体的にツルンとしています。
▲でもって、それほど高くもないので買って正解でした。
購入がちょっと面倒…
▲ネットでも販売しています。のぞいてもらえばわかりますが、送料無料の出展者がないようで、しかも送料が商品よりも高かったりします(´Д⊂グスン
というわけで、ネットでの購入はオススメしません。
▲ハイタイド社は、卸店の情報を公開しているので、最寄りのお店に片っ端に電話して聞いてみたら、在庫状況を教えてもらえます。私は5つほど電話してみたら、見つけられました(全ての卸店でタイニーコンテナーを扱っているわけではなく、扱っていても人気商品のため売り切れ…という店もありました)
フィルムカメラ生活を再開させるにあたって、「実用一点張り」じゃなくて、ちょっとカワイイ感じでやってみたいと思っていたので、ちょうど良い買い物になりました。
- 今日の発見 こういうカワイイ小物が1つあるだけでも、生活が少し豊かになった気分になれますね(^^)