黒色中国BLOG

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ツイッターで自殺志願者のためにできること

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ツイッターを12年もやっていると、たまに自殺志願者らしきツイートを見つける時があって、昔はみんなで慰めるようなこともあったと記憶している。

ただ、いつ頃からか、ツイッターでは自殺をほのめかすようなツイートをしているアカウントをロックするようになった。

だから、近年はあまり見かけなくなったのだが、最近偶然から、自殺をほのめかすようなツイートを見たのだった。

【目次】

最後の書き込みは去年の夏

とはいえ、それは去年(2020年)の夏のツイートで、自殺をほのめかすような、悲痛な内容を2つ書いたのを最後に、更新されていなかった。

アカウント名も、自殺をほのめかすような内容で、フォローもフォロワーも「ゼロ」になっていた。

私はこの人とロクに話した記憶もないのだが、それなりの期間、ツイッターをやっていたみたいだから、フォローもフォロワーもゼロ、ということはあるまい。たぶん、何らかの理由で最後に自分で「消した」のだろう。

ツイッターには自殺に関する通報がある

もう半年以上が過ぎているので、今更遅いと思いつつも、ツイッター社に通報をしておいた。

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▲ツイッターには、こういう通報の選択肢があるのだ。

ただ、

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▲通報を完了すると、こういうメッセージが出てきて、

「私が自殺するわけじゃないんだけど…」

と気持ちがモニョった。私に電話番号教えてどうするんだ。

もしくは、「ツイッター社では面倒見きれないから、見つけたアンタが、ここに電話してどうにかしろ」ということなのか。

ツイッターに限らず、ネットで弱気になっている人がいると、みんなで慰める…というのは昔からあった。

2chでもよく見かけた。でも、それが集団自殺やら自殺幇助につながったり、志願者が若い女性だったりすると、いろいろと騙されたりするので、それでツイッターではロックするのではないか。

ツイッターで自殺志願者のためにできること

私も今まで何度か、生きていることが辛い時期があった。

何のためにこんな世の中に生まれてきたんだろうか…と悩んだ時期もあった。

ただ、私は今も生き続けている。

生きることの「喜び」や「意義」をみつけたわけでもなく、ただ惰性で生き続けているだけなのだが、人生とはそういうものなんだろう…と、あきらめている。

▲こちらでも書いたように、この12年の間に、私の知る限り、2人のフォロワーが自殺でこの世を去っている。一人は有名人で、もう一人は自殺したことで世に広く知られた。

私がまだ知らない自殺者は、他にいるんじゃないだろうか。冒頭の人物は、その一人かも知れない。

2人が亡くなった時に、「一言、声をかけてくれたら良かったのにな」と思った。

私は彼女たちと会ったことはないけど、ツイッターで言葉が届く範囲にいた。

少なくとも、彼女たちは私をフォローしていたので、私の言葉は届いていた。

私は、毎日中国の時事問題をツイートしている。主に、心が暗くなるような内容が多い。

そうやって考えると、毎日誰かの心を暗くするためにツイートしているような、毎日誰かが生きづらく感じるように、心を追い詰めているような気がした。

だから、中国の時事問題に関すること以外は、あまり暗い話は取り上げないようにしている。

明るい話題、美味しい料理、かわいい動物や、心温まるエピソードなど、少なくとも1日に1つか2つはツイートするように心がけている。

弱い立場の人や、辛い思いをしている人がいれば、その人達に落ち度があったとしても、私のできる範囲で、励ましの言葉をツイートするようにしている。

人生に価値があるのか、生き続ける意義はあるのか、私にはいまだにわからない。

だからこそ、これ以上、世の中を虚しく、生きづらくすることに、協力してはいけない。

それが、今の時代にネットで「言葉」を送り続ける者の、責任であり義務だと思うのです。

自殺について

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