▲フォクトレンダー・ベッサLを実戦投入してみたところ、すぐに気づいたのは「距離計がないと不便」ということでした。
そんなもの、使う前からわかりきっていることですが、やっぱり距離計がないと不便です。
当初は風景みたいな写真しか撮らないと思っていたのですが、やっぱり人物を入れて撮りたくなってくる。そうなると、人物の位置が最短で1メートル…最も遠くて3メートルぐらいの距離なので、だったら巻き尺を持っていればいいんじゃない?と考えたわけです。
さらば、クマちゃん(´Д⊂グスン
▲自宅のがらくた箱をかき回したら、こんなものが見つかりました。以前、ダイソーで買ったものです。鼻を押してメジャーを引っ張ると…
▲カタカタカタ…という音を立てながら、メジャーが出てきます。金属のメジャーだと手を切りそうで怖いし、布かビニールのメジャー(これをソフトメジャーと呼ぶらしい)の方が軽くて柔らかいので扱いやすいです。ところが…
▲全長200cmのメジャーということだったので、全部引っ張り出したら「巻き上げ」の機能が壊れてしまい、元に戻らなくなってしまいました(´Д⊂グスン
そこで、ソフトメジャー(布かビニールの柔らかい巻き尺)を探し始めたのですが、これが意外と大変なのでした。
撮影用巻き尺の世界
世の中には「映画撮影用の巻き尺」というものがあって、私も1つ持っています。巻き尺の先端がカギになっていて、それを映画キャメラのレンズの下あたりにひっかけて、被写体までの距離を測る。確か10メートルだったか20メートルだったか…。
そこまで長いメジャーは、28ミリレンズを使った写真撮影には不必要なので、理想しては
- 長さは3メートル
- 素材は布かビニール
- 色は黄色(人が多いところでメジャーを使った測距をやっているとたまに通行人が気づかずにメジャーに引っかかるので目立つ色の方が良いのです)
- メートル表記とフィート表記の両方ある方が好ましい(オールドレンズだとフィート表記しかない場合があるからです)
- 自動巻き取り機能付き。手動の巻取りでもいい。
- ストラップホールがあること。
- 軽量・コンパクト
▲というのが条件なのですが、「こんなのカンタン…」と思いながら探してみると…実はないんです。
現行のソフトメジャーは2メートルが最長(※例外あり)
まだ捜索中ですが、現段階でわかったのは…
- 現在販売されているソフトメジャーは、基本的に裁縫用である。
- 裁縫用メジャーは基本的に外に持ち歩くことがないので、ストラップホールがないものが多い。
- 裁縫用は人体を測るためのものだから長くて2メートル。3メートルというサイズは基本的にない。
唯一例外で見つけたのが…
▲ドイツのヘキストマスのロールメジャー。こちらは3メートルです。ただ、テープ幅は15ミリ…と太めになっているのが気に食わない。細めで3メートルのものがあればベストなんですけどね…
しばらく、巻き尺探しの日々が続きそうです…
- 今日の発見 やっぱり距離計はあった方がいいです(´Д⊂グスン