私は小説をあまり読みません。
小説家が書いた日記とかは読んだりするんですけど。
誰かが空想して書いた「フィクション」よりも、現実や歴史を理解するための「ノンフィクション」の方が好きなのです。
だから、ノンフィクションで気になる作品は、なるべく読むようにしているのですが…
【小学館ノンフィクション大賞に三浦英之さん】第25回小学館ノンフィクション大賞は30日、朝日新聞記者の三浦英之さん(44)の「牙~アフリカゾウの密猟問題を追って~」に決まった。賞金300万円。(2018/11/30-19:32) https://t.co/Q7to41o0RN
— 黒色中国 (@bci_) November 30, 2018
小学館の「ノンフィクション大賞」というのがありまして、昨晩その選考結果が発表されました。
三浦英之さんのツイートは、しょっちゅうモノスゴイ数のRTをされているので、私も何度も見かけたことがあります。それと、満州建国大学の卒業生たちのその後を追った『五色の虹』も読みましたけど、良い作品でした。
ただ…表題の件なんですけど、今回はちょっと残念なことになったのです。
▲こちらは今回の小学館のノンフィクション大賞の最終選考に残った作品なんですけど、私はこの一番最後の『ラオラオ~波乱の中国を生き抜いた祖母の記憶~』というのを読みたかったのですね。
でも、「大賞」に選ばれた作品しか出版されないそうなのです…アフリカゾウの話も興味深いですけど、『ラオラオ』は中国の話ですからねぇ…やっぱり、黒色中国としては『ラオラオ』を読みたい。
最終候補に残るぐらいなら、どれも力作だろうから、紙での出版が無理でも、電子書籍にしてくれたらいいのに…と思いました。紙で出版されても、私は電子書籍でしか買いませんしね。
このあたり、もっと柔軟にならないものなのでしょうか。
- 作者: 三浦英之
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- 今日の発見 コンテストに応募した作品でも受賞しなければ日の目を見ず、出版もされない。こうした作品をもっと世の中に出す方法があればいいのに。