黒色中国BLOG

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シンガポールで「カニのクレーンゲーム」はなぜダメなのか?

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私自身が釣りを趣味にしているので、こういう動物愛護は話を理解できても、イマイチ納得できません。非難する人たちはカニを食べないとでもいうのか。

まずはどれだけ残酷なものなのか…動画を見てみることにしました。

「カニのクレーンゲーム」の動画

▲ニュース映像ですが、問題のクレーンゲームは24秒からスタートします。特にこれが残酷とも思えないのは、私が釣りを趣味にしているからでしょうか。

客と思われる人たちへのインタビューがあり、私は中国語しかできないので、そこだけ聞き取ると、「5ドルは高い。2ドルなら考えても良い」とか言ってますので、お客は、このゲームに対する不快感があまりないようです。

それと、どうでもいいことなのですが、これって英語で表記すれば「grab-a-crab」(カニをつかむ)で韻を踏んでるわけですね。

元の記事を読むと、レストランの経営者は、中国で展開している2店舗でも同様のゲーム実施しているとのこと。

そういえば、

▲香港にはこういう店もあります。マカオや香港でも同様のレストランがあるとの情報もあります。最近、中華圏ではこういうのが流行っているみたいなのですね。

ただ、こうやって書いている内に、香港の友人のことを思い出したので、参考までこちらに書いておきます。

「苦しめることを娯楽にできない」

私が香港で釣りをしていた頃、香港人の友人が珍しがって一緒に川へ行きましたが、友人にも試しにやってみてはどうかと勧めると「いや、私は釣りはしない」と言うのです。

理由を聞いてみると、「私は仏教を信仰しているので、釣りはできない。無駄な殺生はできないのだ」と。

キャッチ・アンド・リリースなので、殺生は関係ないと言うと、「魚の口に針をかけて苦しめるので良くない…魚は食べるけど、趣味としての釣りは魚を苦しめることを娯楽とするのでそれは仏教徒として出来ない」

だったら、そもそも釣りを見に来るのはアウトじゃないか…と思ったのですが、「見るのは良い」とのことでしたw

* * * * *

だから、シンガポールは西洋の影響を受けた動物愛護と、仏教の考えが融合して、カニのクレーンゲームはダメ…ということになるのではないか…と思うのですが、実際はどうなのでしょうか。

もし真相をご存知の人がいましたら、ぜひ教えて下さい(^^)

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