黒色中国BLOG

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ダイソーの湿度計でもわかる重要なこと

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以前から気になっていたダイソーの湿度計を購入しました。

なぜこんなものが必要なのかというと、冬は乾燥するので加湿器を利用しているのですが、加湿器使用時の「加湿されてはいけない場所」の湿度が知りたかったからです。

乾燥はアブナイ

冬は空気が乾燥するので、肌やノドが荒れたり、目も乾きやすかったりする。そして、乾燥しているとウイルスや細菌が空気中に漂いやすくなり、病気になりやすいそうです。

▲詳しくはこちらに解説されています。

だから、私は冬になると自宅の各部屋に加湿器を置くようにしているのですが、問題なのは、乾燥していないとアブナイところもある…ということです。

乾燥してないとアブナイ

 私は今まで収集したフィルムカメラを

▲こういう木製のキャビネットに保管しています。いわゆる、「洋酒棚」と呼ばれるものですが、これに…

 ▲こういう湿気取りを入れて「防湿庫」にしてきました。

大体半年ぐらい水が満杯になると新しいものに交換…それをもう10年以上やってきて、カメラやレンズにさほど大きなダメージはなかったので、それなりに効果があるのだろう…と考えていました。

ところが、最近はまたフィルムカメラを本格的に使おうとして、何かと防湿庫を開けることが多くなってきたのと、冬の乾燥対策で加湿器を使っているため、我が防湿庫の防湿能力が、実際どの程度のものなのか気になってきた…という事情なのでした。

湿度を計測してわかった驚愕の事実

ダイソーで売っている湿度計がそこそこ使えるという話は以前から知っていたのでそれを購入しました。

「百均の湿度計で精度は大丈夫なの?」という人も少なくないと思いますが

▲残念ながらダイソーのものは出てこないものの、百均の湿度計は少々高めの数値にはなり、経年劣化が気になるものの、それなりに使えるそうです。

* * * * *

まず、パッケージを開けない状態だと湿度が大体50%程度だったのが、自宅でパッケージを開けると60%まで上昇。正確さはわからないものの、それなりに「機能」していることを確認できました。

それから防湿庫のガラス面にテープで貼り付けてみたら…数値は大体同じ。つまり部屋の湿度と防湿庫内の湿度は一緒でした。

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それから加湿器をつけてみると、68%ぐらいまで上昇しました(!)

加湿器が1つしかないので、この時点で部屋の湿度が幾らかはわかりませんが…。

湿度60%ぐらいからカビが生えるそうなので、これでは全然ダメ…。洋酒棚に湿気取りを入れても防湿庫にはなってなかったのでした…(´Д⊂グスン

写真は湿度計をガラスの内側に貼るために手間取った直後の撮影だから、加湿器で湿度が高められた空気が防湿庫内に入っているはず。

防湿庫内に設置した湿気取りは、急速に効き目を発揮するようなものではないから、しばらく待てば湿度は下がるのでしょうが、最近は防湿庫の開け閉めが多いので、やっぱりこれはマズそうですね。

今後の対策としては…

  • もっと強力な湿気取りを使う
  • 湿気の少ない部屋へ「防湿庫」を移動させる
  • 防湿庫内の機材を「よく使うもの」と「使わないもの」にわけて、「使わないもの」をもっと密閉度の高い防湿ケースに入れて別保管する。

…みたいなことを考えています。

まずは湿度計をあと4つぐらい買って、各部屋の湿度計測を同時にできるようにして、実際にどの部屋が乾燥しているのかを調べねば。

この件はまた後日レポートしようと思います。

▲もっと正確に計測するのでしたら、こういう湿度計を使う方がいいのでしょうね。ちょっと高くなりますけど。

 ▲こういうデジタルのもあって、送料込みでも500円以下です。精度が気になるところですが、先にご紹介したサイトの実験結果でも百均湿度計が検討しているのを見ると、厳密な精度を必要とせず、目安として参考にする分には安いものでも充分な気がします。

  • 今日の発見 ちゃんと計測して、数値化して状況を正確に把握するのは重要。