黒色中国BLOG

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「ツイッターからの卒業、さようなら保守の皆さん」の後にわかったこと

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▲こちらの記事は、思いがけずバズりまして、たくさんRTされ、はてなブックマークも200を越えました。私としては気持ちの整理のために、ちょっと書いてみただけで、ほとんど読まれないだろうな…と思ったんですけど、意外でした。

ただ、この記事を書くことで、いろんなリプライをいただき、DMもいただき、メールもいただきました。励ましもあれば、黙ってヤメロ!さっさとヤメロ!という「激励」もいただきました。この機会にとばかりに、嫌がらせや攻撃が、右からも左からもありました。ほぼ炎上状態でした。

そして、連鎖反応というのか、全く思いがけないところで、思いがけない結果を生み出し、それで初めてわかったこと…私が全く知らなかったことがありました。

今日はそれについて書きます。

まだツイッターは辞めません 

まず、断っておかないといけないのは、あの記事は、私が「ツイッターを辞めます」という宣言ではないということです。誤読された人が多かったのと、たぶん中を読まずにタイトルだけで反応した、もしくはそういう方向で騒ぎを誘導しているように見受けられる人もいました。

あくまでも、

  • 著名人がツイッターを「卒業」している
  • 私もやめたいと思うことはあった
  • それは「保守」との不毛な確執が原因だった
  • 私自身もう「保守」でいようとは思わないし、今後は政治的立場と無関係に、好意的に思ってくれている人たちのために続けたい

…という話です。

ただ、以前ならたまの炎上の際に嫌がらせが激化するだけだったのが、フォロワー数5万を越えてから、嫌がらせが「日常」になりつつあるので、自分自身どこまで続けられるのか自信がありません。続けられる限り続けようと思いますけど、ツイッターにかける時間の大半が嫌がらせの対応になるようだったら、何をしているのかわからないので、もうブログだけにしてしまった方がいいのかな…全部ヤメた方がいいのかな…と迷っている。それで、気持ちの整理をしたかったわけです。

激励ありがとうございました

今回は、励ましの言葉をたくさんいただきました。普段からよく話す人以外にも、今まで相互フォローで長い付き合いがあったけど話したことがなかった人、全く話したことがなかった人、色んな人からの励ましの言葉をいただきました。

意外だったのは、保守の人からの励ましが多かった…ということ。私が立たされている境遇に対して同情的…どうやらご本人も同様の経験があると思われる…人からお声がけいただきました。

私が辞めるものと勘違いして大喜びし、嘲笑する人もいれば、私が辞めるものと勘違いして今までの感謝を伝えてくれる人もいました。こんなに大騒ぎになったのは不本意ですが、この機会にそれぞれの方々の本心がわかったようで、それは収穫でした。

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私より更にヒドイ目に遭っている人がいた

記事の公開後、ある保守の著名人から言及いただきました。今まで私とはほぼ接点もなく、遠くで見ているだけの人でした。同じ保守の中でも、「雲の上の人」のように思っていた。

どうして私ごときのブログ記事が、この人の目に止まったのかな…と思いましたが、ちょっと調べてみると、私なんかよりももっとヒドイ目に遭っているのがわかりました。

今もその件はくすぶっているようなので、私の方から「火に油を注ぐ」ようなことはしたくないし、分かる人にはすぐ分かることなので、お名前をあげようとは思いません。分からない人には、分からなくていいことです。

その人に対しては、「同病相哀れむ」的な同情もありますが、ずっと疎遠で遠目に見つつも、キレ味のある論説にいつも感心していたので、私ごときを取り上げていただき、大変感謝しております。

ただ、そんな人でも、今の保守の中では、どうでもいいようなことに振り回されて、突き回されて、時間や浪費し、精神をすり潰され、心を踏みにじられている。その人のツイートからは、直接的には言わないものの、「悔しさ」が感じ取れた。

あんまりヒドイので、その人を支えたい気持ちもあるのだけど、そもそも私自身が保守から叩かれて身動きの取れない状況にあり、保守の頂点にいるような人の助けにもなれないわけで、やっぱり離れるしかないんだろうな…と確信したのでした。

* * * * *

ただ、政治的な立場に関係なく、今回の件で暖かい言葉をかけてくださった皆さんには、何らかの形で恩返しをしたいと思っています。本当にありがとうございました。これからも黒色中国をよろしくお願い致しますm(_ _)m