▲こちらの記事は、大変好評をいただきまして、たくさんのアクセスをいただいております(^^)
▲ただ、そのうちの1つであるカルディの「麻辣ペッパー」(別名「マーラーソルト」とも呼ぶらしい)には1つ欠点がありまして…
▲格安でスパイスと一緒に容器がミルになっていて、挽きたての風味を楽しめる…ということになっているのですが、イカンセンこの挽臼?の部分がプラスチックでありますから…
▲こちらの中身が…
▲ほとんど原型のまま出てくるのです…orz。
▲そこで、「そういえば我が家にはこんなものがあったよな…」と思い出したのでした。
【注意】京セラのセラミックミルは2種類ある
▲京セラが販売している「セラミックミル」というのがありまして、私は長年「ごますり用」を愛用してきたのですが、何年使っても挽き味?が変わらないので、さすがセラミック!と感心していたのでした。
ただ、「ごますり用」以外に「スパイス・結晶塩用」もあり、何かが違うらしい。京セラのウェブサイトをみても、違いがハッキリしないのですが、ごますり用の方は目詰まりしにくくなっているのだとか。
他にも違いはあるのかな?どっちにしろ高価なものではないので、ちゃんと用途に合わせて買った方がいいと思いました。
京セラ・セラミックミル(スパイス用)開封の儀
▲セラミック刃のありがたいのは、錆びないことですね。
▲それでいて、粗さの調節もちゃんとできるようになっています。麻辣スパイスを極めるためには、料理に合わせた粗さの調節が大切だと思うわけです。
▲内部構造は非常にカンタンです。一度、試しにバラしてみると、機構が理解できます。
▲ダイアモンドに次ぐ硬さを持つセラミックなので、固い胡椒や山椒も粉々に粉砕可能です!
▲天下無敵のセラミックミルですが、注意が必要なのは、設計上の仕様で、大きすぎるスパイスはセラミック刃の間を通らないのですね。カルディの麻辣ペッパーは、そもそもプラスチックのミルを通る大きさなので、問題ありませんが。自前でスパイスを調達する人は、この点を注意してください。
▲「京セラだぜ!日本製だぜ!(^^)v」と久しぶりに愛国心が高揚しましたが、よくみると「MADE IN CHINA」でした…orz。最近は、こういうものも中国で生産しているのですね。こんなことで日本の安全保障は大丈夫なのでしょうか。
▲中身はこんなの。先に言っておきますと、京セラのセラミックミルには大きさが40ml、90ml、150mlの3タイプがあるのですが、90mlと150mlは透明の容器がガラスで、40mlだけがメタクリル(アクリル樹脂)です。
あの京セラですから、ガラスでもそうそうカンタンに割れるとは思えないのですが、料理の時にウッカリ落としてしまうのが心配ですし、少人数の家庭で麻辣スパイスをミルするだけなら、40mlのもので充分。オススメは安価で割れにくい40mlであります。
セラミックミルの分解
▲とくに説明書も必要なく、あっという間にここまでバラせます。
▲このミゾミゾになっているのがセラミックの刃。右下のは同じ白色でもちょっと青っぽいですけど、これは2つのセラミック刃を押さえつける粗さ調節ツマミ(ポリアセタール樹脂)です。
▲まずは黒い容器部分にセラミック刃(大)をセット。くぼみに合わせて挿入するだけです。
▲次にセラミック刃(小)をセット。適当にグリグリしたらちゃんと収まります。
▲最後に粗さ調節ツマミを取り付けたらOK。
セラミックミルで麻辣ペッパーを粉砕!
▲試しに粉砕してみました。説明の必要もないでしょうが、左が京セラ・セラミックミルで挽いてみた麻辣ペッパー。右は最初からついてくる容器のプラスチックミルで粉砕したもの…っていうか、全然粉砕できてないw
▲これだけ細かく粉砕しても、まだ最小じゃないんです…というのか、私の腕力が弱いのか、スパイス類のサイズの問題なのか、粗さ調節ツマミを最小にした状態ではミルを回転させられませんでした。
▲カルディのプラスチックミル…こうやって見ると、全然仕事してないですねw
さすがにこれだけ細かさが違うと、香りも違うし、舌に触れた時の味わいが違ってきますね。セラミックミルはそんなに高いものではないので(現在の価格は送料込みで700円台)、麻辣系スパイスと長いお付き合いをするつもりなら、1つ入手しておくのがベストでしょう(^^)