◆富士フイルム、写真フィルム製品を6月より値上げ https://t.co/3vdBo5WkAB 対象製品には、風景写真などで定番となっているリバーサルフィルム「ベルビア50」や、カラーネガフィルム「フジカラー SUPERIA PREMIUM 400」のほか、レンズ付フィルムの「写ルンです シンプルエース」など
— 黒色中国 (@bci_) May 9, 2019
このニュース以来、私のブログの「ある記事」へのアクセスが増えております。
▲これですね。富士フィルムが写真フィルムを値上げしちゃうので、どうにかして安くフィルムが買えないか…と皆さん探し始めたのでしょう。
そういうフィルムを愛用する同志の皆さんのために、少し書いておこうと思いました。
【目次】
現在の海外のフィルムの値段は?
▲早速調べてみましたが、富士フィルムの値上げ発表から3日たった現在、私が購入したコダック・ColorPlus200は価格に変動なく、AU$43のままです。今は円高に振れているので、若干安く購入できます。今後の変動は予想できるし、年々高くなるばかりだろうな…とは思いますけど、私はあまり心配しておりません。
やっぱり白黒フィルム
カラーネガはまだ日本国内で安く現像できるところが幾つかあるので、それらを上手く使いこなせれば便利とは思うのですが、「カラー写真」って別にフィルムカメラでなくても、スマホやデジカメで撮れるじゃないですか。
フィルムの楽しみを突き詰めるのなら、現像とか引き伸ばしも楽しめる「白黒」じゃないかな…と考えております。
▲それで、昔使っていたフィルムローダーを見つけたのがちょうど2ヶ月前。そして…
▲昨日、こちらの現像タンクを注文しました。
お一つ2713円。送料は1000円なので、合計3713円ですね。
たぶんこちらの製品は…

LPL 現像タンク プラスチック現像タンク5042 リール1個付 L40222
- 出版社/メーカー: エルピーエル
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LPLのものと同じじゃないかと思われます。
海外ではAPが販売しているけど、これは元々中国製らしく、日本ではLPLが販売している…という事情みたいです。フィルムローダーもそうでしたけど、LPLってOEMとかで製品を調達しているのが多いんじゃないかと思います。
現在、LPLの方は4928円(含送料・税込み)で購入できるので、イーベイ経由で海外から買っても1200円程度しか得しません。中国で購入すればもっと安いかと思いましたが、どっちにしろバカ高いものでもないので、とりあえず買っちゃいました。
▲100フィート巻きの白黒フィルムはまだ売ってますし、そんなに高いものでもない。現像液などは今でも安く売っている。金銭的なコストと手間暇もトータルで見た場合に「高くつく」のはあると思いますけど、どうせ物好きの趣味ですからね。
だから、富士フィルムが値上げしても、あまりショックは受けなかった…というわけでした。
富士フィルムが白黒フィルムを再生産?
▲去年の夏のニュースですけど、一応こういう話しもあるそうです。できれば100フィート巻で発売してほしいですね。昔はネオパンを100フィート巻きで買って愛用してましたけど、トライXとはまた違う独特のトーンで、黒が引き締まった感じがあって、白が引き立つので、人物を撮ると黒髪と肌のコントラストが繊細で好きでした。
再生産の件がどうなるかはさておき、写真フィルムの今後を広い目で見た場合に、カラーフィルムは尻すぼみになる一方の話しかでてきませんが、白黒フィルムについてはこうしたウワサでも「良い話」が出てくるし、海外でも白黒フィルムを生産しているメーカーというのはまだある。
フィルムカメラの将来を考えるに、「カラー」よりも「白黒」の方に活路があるのでは…と思います。