▲こちらの記事は、昨日意外に大きな反応を戴きまして、なんと!IchigoJamの開発者の方にもお声がけ戴けました。こういうのがツイッターの面白いところですね。
とりあえず買ってみたのは良いものの、まだまだ使える状況ではありません。まずはキーボード。これが非常に悩ましいのです。
▲取り急ぎ、エレコムのTK-FCM077PBKを買ってみました。実はIchigoJamのキーボードって、何でもいいわけじゃないのです。
【目次】
IchigoJamに使えるキーボード
▲私が購入したIchigoJam Tはキーボードの接続端子がご覧の通りUSBなんですけど、使えるのはPS/2のキーボードだけです。そして世の中にはUSBの端子がついているけど、PS/2規格というキーボードがありまして、このタイプでないとIchigoJam Tにはつなげられないのですね。
▲こちら、アマゾンのスペック比較ですけど(クリックで拡大できます)、通信インターフェースの欄をよく見ると、「USB、PS/2」と書かれているタイプ(赤色の点線で囲ってます)と「USB」だけのタイプがありまして、IchigoJamは「USB、PS/2」の有線キーボードでないと使えないらしいのです。
▲私はこれらのIchigoJam一式を旅行先にも持っていくつもりでいるので、テンキー付きのフルサイズはやめて、このコンパクトタイプにしました。そうやって探してみると、意外に選択肢は少ないのです。
エレコムのTK-FCM077PBK
▲私はエレコム製品が好きなので、これを選んだわけですが、最近は有線キーボードが珍しくなったせいか、わざわざ「Wired Keyboard」と書くのですね。
▲PS/2への変換アダプタ。使うことはありませんけど、一応付いてきます。
▲試しにIchigoJamに接続してちょっといじってみましたけど、ファンクションキーによく使うBASICのコマンドが入ってました。「F1」を押すと「CLS」(これはすぐに実行される)とか。「LOAD」「SAVE」「RUN」とか呼び出せます。これは便利ですね。
▲私はキーボードについてはかなりコダワルというのか神経質な方で、ちょっとでも配置が変だとかキーピッチが短いのは使いづらくてイヤになるんですけど、これは非常によくできています。買ってすぐにでもタッチタイピングできました。感触も良好です。
▲敢えて難を言えばバックスペースキーが小さいことかな。サンワサプライのSKB-KG3BKNはキー2つ分の大きさなんですけど。
ただ、文章を書いているのとは違って、BASICのプログラムを打つのに、あまりバックスペースは出番がないようで、あまり気にはなりませんでした。
▲裏は足が立つようになっています。
問題点・改良点
▲IchigoJamに接続してすぐに気づきましたが…ケーブルが長過ぎる…。1.6mあるそうですが、IchigoJamを使うのにこんな長いケーブルは不要ですね。返って邪魔。旅行に持っていく時も、このケーブルはかさばりそうです。
▲自分でケーブルを切断して、短くしてやろうかと画策中。USBの端子だけ買ってきてつけてやればなんとかなるのでは。ググってみると、そういうことにチャレンジしている人は少なくないので、私もチャレンジしてみようと思います。
▲それにしても、IchigoJamを使うにあたって、「HOME」「END」「PgUp」「PgDn」とか出番がなさそうですね。キーの数がもっと少なくて、コンパクトなキーボードがあればいいのですが。
▲平仮名も要らないし、日本語変換関係のキーも不要です。いっそ、英語キーボードにすればよかったかな。
▲その後、IchigoJamのシールを貼りました。
▲これってIchigoJamTを買った時に付いてくる袋に貼られているシールです。これをキーボードに合わせて切って貼り付けたもの。取ってつけた感じですけど(実際に取ってつけたw)、ちょっとIchigoJamらしさがプラスされて嬉しくなりました。
I-O DATAのスペシャル・キーボード
I-O DATA ソリューションフェア にて、ラズパイ向け IchigoJam RPi+ 展示中!
— Yuichi Ray Matta (@yrm__) 2017年11月10日
スペシャルキーボードと共に! pic.twitter.com/eRgcH1W4UO
▲ツイッターでいろいろ見てたら、素敵なキーボードがありました。こういうのが私の理想形ですね。っていうか、Apple Wireless Keyboardをそのまま黒にして有線化したような。私にとってApple Wireless Keyboardは理想のキーボードなので、これが有線化してWindowsでも使えるようになったら…とずっと思っていたのですけど、どうやらこの写真のものはそれっぽい。それに、よく見るとファンクションキーにIchigoJamのBASICのコマンドが印刷されております!
▲こちらのブログ記事にも、あの「スペシャルキーボード」は現れます。しかも、IchigoJamで使えている!
Yuichi Ray Mattaさんに教えてもらったところ、
http://www.iodata.jp/file/17-PR004.pdf
▲「BASICプログラミングキット」は年内発売で、その中にスペシャル・キーボードがついてくるのだとか。
I-O DATAに問い合わせてみたところ(こういうことだけは早いのが黒色中国の特徴ですw)、キーボードだけの単体発売は未定…とのことでした。
あのキーボードのためだけに「BASICプログラミングキット」を買ってしまいそうです…
脱線しましたが、とりあえずIchigoJamのキーボードの件はなんとかクリアしました。次はディスプレイです!
追記:aitendoのミニキーボード
上記のYuichi Ray Mattaさんのブログ記事に出てくるキーボードはI-O DATAの「スペシャル・キーボード」ではなくて
▲aitendoさんの「ミニキーボード」だそうです。Yuichi Ray Mattaさんにツイッターで教えていただきました。
このキーボードもカッコイイのですね。シンプルでApple Wireless Keyboardに似ている。但し、よく見るとエンターキーが小さい。そして完全に英語版のものですね。
これはこれで気になるものの、とりあえずI-O DATAのスペシャルキーボードの発売を待って判断してみようと思います。