【閲覧推奨】「御巣鷹山」48時間の地獄絵図 https://t.co/APWrejWY2j
— 黒色中国 (@bci_) 2020年8月14日
この事故の時、私はまだ子供で、徹夜でテレビ中継(といっても、遠方で燃えている小さな炎を写すだけ)を見ながら、「なぜ自衛隊はすぐに行かないのか!」と憤慨していたのですが、こういう事情があったとは知りませんでした。
新潮さんの「御巣鷹山 48時間の地獄絵図」…夢中で記事を読んで、何気なしにツイートしただけたったのですが、2600RTを突破し…
▲インプレッションは40万台突破しました。
やっぱり私と同じように、あの事件がトラウマになっている人、忘れられない人がたくさんいるようでした。
このままこのツイートが流れすぎて、忘れ去られるのもモッタイナイので、ブログにいただいた反応を記録しておきます。
【目次】
近くの山に居た人、海水浴場で123便を見た人…
https://twitter.com/bci_/status/1294147996142260224/retweets/with_comments
▲いただいた引用RTはこちら
https://twitter.com/bci_/status/1294147996142260224
▲いただいたリプライはこちら
1985年8月12日のあの瞬間に、伊豆の海水浴場で123便らしき旅客機を見た人、御巣鷹山の近くでキャンプをしていた人、御巣鷹山に駆けつけた自衛隊員の親類・知り合いがいる人…など、あの事件をさまざまな形で体験した人々から、たくさんの情報・思い出話が寄せられております。
123便の事件を記録した作品
ツイートに寄せられた123便を記録した作品がいくつかありまして、それをこちらでまとめておきますと…
御巣鷹山の暑い夏 (ゲンブンマガジン別冊Vol.1)
- 作者:小林 源文
- 発売日: 2010/04/05
- メディア: コミック
最も多くオススメが寄せられたのはこのマンガ。アマゾンの紹介を見ても、
「大人の事情で決してメジャー出版社から刊行できない問題作」
とあるので、スゴイ内容なのかな…入手困難なのが残念ですが。
御巣鷹に散った天使~日本航空123便墜落事故・ひとりの客室乗務員の記録~
http://ncode.syosetu.com/n6856dz/
▲こちらはネット上で公開されている「小説」になります。ただ、
作者独自取材で実際の話を元に描いた人間物語。
(ご遺族の希望により仮名にしており、ご遺族の内容も身元が判らないよう少し変えてあります。その為、ご遺族の部分は完全なノンフィクションではありません。御了承ください。)
▲とあるので、ちゃんと取材した実話に基づいているけど、プライバシーに配慮した結果、完全なノンフィクションにはなってない…というものみたいです。
沈まぬ太陽
▲山崎豊子さんの有名な小説。ツイートにいただいた反応で、最も多かったコンテンツのオススメはこれでした。
▲いまはアマプラにドラマ版が入っているので、これを見てみようと思います。
後日、いただいた情報では、新潮の記事で当時を語った岡部俊哉元陸上幕僚長は、山崎豊子さんが「沈まぬ太陽」を書いた際に取材した一人ではないか…との話もありました。真偽は不明ですけどね。
クライマーズ・ハイ
▲こちらもいくつかリプライでいただいた作品でした。映画もあるのですが、残念ながら今はアマプラで配信停止になってますね。
墜落の夏
▲事故の直後に出た最初期の123便関連本じゃないかな。私は友人からこれを薦められて、これが初めて読んだ小説以外の文字ばっかりの本だったので、大変印象に残ってます。古い本なので、リプライの中には1つも入ってませんでしたが…
マスコミ側の日航123便事件
いただいたリプライの多くに、マスコミ批判が見られました。毛布を剥ぎ取って…というあの件について。ただ、貴重な自衛官の経験を読めたのもマスコミ(新潮)さんのお陰なので、そこはちょっと考えものだと思うのですね。何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」です。
ただ、奇しくも時同じくして…
▲不肖宮嶋茂樹さんが、御巣鷹山に行けなかった後悔を告白する動画が公開されておりまして、聞き手の渡部さとるさんは、当時御巣鷹山に登ったカメラマンの一人。
123便事故を、マスコミ側から見ると、こういう話になるわけです。こちらの動画は短いのでぜひ御覧ください。
事故の現場で救援活動の邪魔になったり、被害者を苦しめるような取材方法は論外としても、伝えようとする熱意を持った人たちがいないと、我々もあの大事故の真相がよくわからないままになっていた。新潮さんの自衛官の記事もなかったわけで、いただいたリプライに目を通しながら、マスコミを責めすぎるのもなんだかな…と思ったのでした。