▲RFAさんの記事で短い内容ですが、中国に関することを書いてくれていますので、こちらでも紹介しておきます。
パナマ文書の分析の結果…
- 1100万件に及ぶ「パナマ文書」の分析の結果、中国人が設立したオフショアカンパニーの数は世界最多で、その中には中共幹部の家族も含まれる。
- 習近平の姉の夫
- 李鵬の娘
- 温家宝の息子と娘婿
- 賈慶林の孫娘
- 劉雲山の息子の妻、賈麗青
- 張高麗の娘婿李聖など
中共幹部の娘さんの話
香港と「パナマ文書」、知っておくべき5つのこと https://t.co/5te9do8B5W 現地報道によると、一部当局者は香港は規制のしっかりとした金融センターだと強調し、マネーロンダリング(資金洗浄)の懸念を一蹴 pic.twitter.com/ZVWutar4UC
— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (@WSJJapan) 2016年4月7日
▲こういうニュースがツイートされていましたけど、実際のところ私の知る限りでも、中共幹部の「カネ」と香港は関わりがあって、私の知人にも香港でマネロンをするために広州に住んでいる党幹部の娘がおりました。彼女の事情を知る人物に
「なぜ彼女は深センじゃなくて広州で住むの?」と聞いてみたら
「深センに住んだらあんまり露骨だし、普段は広州でいいらしい。そんなにしょっちゅう香港に行くものではないから」と答えておりました。
別の人に、中共関連の人はオフショア・カンパニーを作ってどうするのか?と聞いたら、会社名義で不動産を買うのだと。香港で買ったり、別の国や地域でも買う。オフショア・カンパニーだと、役員の名前は隠せるので便利なんだ…という話でした。
これは別に香港が「ダーティー」だという話ではなくて、中国からすると、手近なところで香港が国際金融のゲートウェイになっている…というだけのことです。「ダーティー」なのは香港を悪用する人なのであります。
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パナマ文書 : 「タックスヘイブン狩り」の衝撃が世界と日本を襲う
- 作者: 渡邉哲也
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