【中国軍 西沙諸島に対艦ミサイル展開か】イギリスの研究機関「ＩＨＳジェーンズ」はウェブサイト上で、中国軍が南シナ海の西沙（パラセル）諸島のウッディー島に対艦巡航ミサイル「鷹撃６２」を展開させたとみられるという分析を公表しました https://t.co/bwVXOtbzVz
— 黒色中国 (@bci_) 2016年3月30日
最近、中国が南シナ海で実効支配している島々で、急速に「軍事化」を進めているようですが、本日も新しいニュースがありました。
ところで、このIHSジェーンズの分析は、中国の微博（中国のツイッターみたいなSNS）で投稿された写真に基づいている…とのことなので、早速探してみることにしました。
▲NHKが報じたのは今日（30日）なんですけど、問題の写真が出たのは20日、ジェーンズが分析を発表したのは23日なんですね。1週間のタイムラグはなぜなんだろう…
衛星写真による検証
南海舰队岸导部队在永兴岛发射YJ62反舰弹_中华军备_中华网社区--网友影响中国--全国最大社区媒体
▲こちらに詳細な写真解説がありました。以下、転載します。
▲こちらが微博でツイートされたと思われる写真。
▲背景に見える地上の構造物に注目。
▲ウッディー島（永興島）の衛星写真。先ほどの発射時の写真の背景は、それぞれがこれらの構造物ではないか…という分析がされている。
▲それと、発射時の写真の右下の「水辺」の角度が俯瞰写真だと左上の箇所と一致する。
▲水辺の角の撮影位置から見ると、背景の構造物「1」「2」「3」がちょうど写り込む…という検証。
ウッディー島に鷹撃６２（YJ62）が配備されたのは間違いないようです。
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