黒色中国BLOG

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【米国、台湾への武器売却を発表】売却対象の武器の詳細を調べてみました

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昨日から、このニュースが注目されていますね。

黒色中国は軍事関連は苦手なのですけど、売却対象の武器の詳細を調べてみました。

今回、米国が台湾へ売却する武器

  1. ペリー級ミサイルフリゲート2隻(戦術曳航ソナーAN/AQR-19、統合対潜システムAN/SQQ-89を含む。この2つは1990年代に台湾が成功級フリゲートをライセンス生産した際には含まれていなかった。そしてMk.13ミサイル発射機も含まれていなかったが、今回はMk.13も含まれる)計1億9千万米ドル
  2. 近接防御火器システム(ファランクス、Mk.15 Block 1B)新規に13門。8門の旧式Block1型をBlock1Bにアップデート。計4億1600万米ドル
  3. 携行式防空ミサイル(スティンガー、FIM-92F)250発(254発の説も),計2億1700万米ドル
  4. 対戦車ミサイルBGM-71F TOW2B)769発,計2億6800万米ドル
  5. 対戦車ミサイル(ジャベリン、FGM-148)201発,計7700万米ドル(208発計5700万米ドルの説もあり
  6. 水陸両用強襲車両AAV-7)12台(36台の説もあり)、計3億7500万米ドル
  7. サイドワインダー(AIM-9X)数量不明、推定価格1億米ドル
  8. 戦術データ・リンクLink-11/Link-16)10艦分,計1億2千万米ドル
  9. 機雷掃討艇システム計1億8百万米ドル
  10. 情報処理システム(迅安系统)、計7500万米ドル

注釈

台湾の報道を見ると「10項目」とあるんですけど、私が見たところ8項目にしかなりません。「Mk.13」と「データリンク」の2種類を分けて数えれば10項目になるのですが、もしかしたらまだ漏れている物があるのかも知れません。もし知っている人がいたら教えて下さい。

参考資料

以下のページを参考にしました。

Major Arms Sales | The Official Home of the Defense Security Cooperation Agency

 

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