黒色中国BLOG

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『新疆ウイグル自治区カシュガル地区巴楚県』とはどういうところなのか?

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このニュースがとても気になった。新疆の「カシュガル地区巴楚県」って一体どういうところなのだろうか?

▲こういう場所らしい。「カシュガル」といっても、カシュガル市からはずっと東よりで、タクラマカン砂漠の西よりで、水源に挟まれてある。

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何の魚なのかはわからないが、こういう大きな魚がとれるようで、開きにして焚き火で焼くのが名物らしい。

http://news.hexun.com/2011-06-28/130967914.html

▲武装組織との衝突が発生して21人も死んでしまうような場所だから、さぞかし殺伐としたところなのかと思いきや、美食文化フェアというイベントが開かれているような、実に豊かで文化的なところだったのだ。ちなみに、上記のページの写真で、豪快にクレーンで吊るされているのはラクダらしい。

思い返してみると、最近の新疆のいわゆる「テロ」事件というのは和田みたいな、もうちょっとハズれの国境近いところで発生するのが、恒例になっていたと思うのだが、いきなり巴楚県みたいなところで、大きな衝突になるとは思わなかった。

▲一方で、こういう情報もある。非常に興味深い。それほど交通の便が悪い土地でもなさそうなので、チャンスがあれば行ってみてもいいんじゃないかと思ったりするのだが、果たして大丈夫なのだろうか?毎日、武装組織との衝突が行われている…というわけでもないのだろうが…日本と中国の関係がもっと落ち着いていて、新疆もこういう「衝突」がなければ、もっとたくさんの日本人観光者が訪れる場所になっていそうな町だと思うのだが、非常に残念である。

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  • 作者:宮田律
  • 発売日: 2014/06/08
  • メディア: 新書