▲以前、こちらの記事を公開した後で、
煮魚の臭みの主成分はトリエチルアミンというアンモニアの親戚で、弱アルカリ性です。なので酢で中和すると緩和されます。炊き込みご飯なら、米2合に小匙半分ぐらい、できあがりで酸味を感じない程度に加えると良いと思います。梅干しを提案されている方がおられましたが理屈は同じです。
— eukish (@eukish) 2020年5月15日
▲との情報を頂きましたので、効果を試してみました。
梅干しと酢
▲梅干しは念入りに2つ入れました。それとりんご酢(たまたまそれしかなかった)を少々垂らしました。
それとおろしショウガ
▲おろしショウガも大量に。それと、前回と同じく日本酒も入れてあります。
米1合に大して、サバ缶の汁が50cc、水が130cc、日本酒20ccぐらいです。
炊飯時間を少し長めにする
▲全自動の炊飯器を使用されている人には関係ないと思いますが、私はガスコンロで炊いておりまして、普段の白米と同じように4分で沸騰させて、15分弱火で加熱…というのでは水分が多めで、ベチャベチャした炊きあがりになるので、17分にしました。そうすると、ちゃんとキレイに炊けました。
たぶん、サバが入ることで、炊きあがりにムラが生じて、ちゃんと熱が行き渡らないのではないかと。
全自動炊飯器で炊きあがりがベチャベチャするようなら、「炊き込みご飯」のモードにすれば改善するんじゃないかな…と思います。
▲炊きあがったら、私はボウルにあけて、かき混ぜて水分のムラをなくしてやります。これに刻みネギをたくさん入れて、めんつゆをかけて食べました。
問題の臭みですが、ほぼ感じませんでした。
ただ、サバの身をほぐすと、その中に臭みがちょっと残る感じ。私は炊く際にはサバの身をほぐさずに入れているのでこうなるのかな。少しほぐした方が良いのかも知れません。
とはいえ、出来上がりは上々。私の「サバ缶の炊き込みご飯」は、完成の域に近づいてまいりました(^^)