黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

中国海軍潜水艦乗組員の5分の1が精神障害…連続潜水記録で世界一?

【中国南海潜艇人员五分之一有精神健康问题】 https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/9-01312021163546.html

▲香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストによれば、上海海軍軍医大学の南シナ海で活動する中国海軍の潜水艦乗務員500名を対象とした研究で、5分の1が精神に問題を抱えているのが判明…とのこと。

この件、少し深堀りします。

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なぜ「中国ウイルス」はダメで、「南アフリカ変異株」はOKなのか

元はラージャオさんのツイートの翻訳なんですけどね。他に、

  • 英国変異株
  • ブラジル変異株

というのも見かけますが、

そもそも「中国ウイルス」「武漢肺炎」の表記がNGで、変異株になると突如、国名・地名はOKになるのは何故なのか。

ちょっと探ってみました。

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はてなブログで公開済みの記事のタイトルの右端に「編集」が表示されない件

ほとんどの人にはどうでもいいことなのですが、今回の記事は「はてなブログ」の利用者向けです。

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▲はてなブログは、ブログ主が公開済みの記事のタイトルの右端にマウスを持っていくと、「編集」のボタンが表示されて、それをクリックしたら、その記事の編集ができるようになっているんですけど、これがたまに表示されない。それで困っている…という人が結構いるみたいで、私もこの半年ぐらい?そうだったのですが、意外な方法で解決したので、こちらに記録しておきます。

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中国共産党員女子の合コンに参加した件

▲この連投が意外とウケました。

中国に関わりのある日本人にとって、中国共産党員は何の珍しさもなく、どこにでもいるし、友人・知人にも一人ぐらいは党員がいるはず。2020年の時点で、中国共産党員は約9200万人いるそうです。

大体、中国の人口の6%ぐらいが中国共産党員だそうで。

現在、日本の某界隈では、中国共産党員を鬼か悪魔のように恐れ、千里を駆ける不死身の特殊工作員で、日夜スパイ活動やら破壊工作、ハニートラップ、世論操作、さまざまな陰謀、対外侵略などで暗躍する邪悪な人間であると固く信じ、その脅威を広めることに余念がありません。

9200万人もいるのだから、ランボーか007、またはゾルゲみたいな中国共産党員もどこかにいるかも知れないが、中国でごく普通の会社員だったり、かわいい女子だったり、近所のおじさん、おばさんの中国共産党員と面識がある者からすれば、最近の日本における「中国共産党員恐怖症」は、荒唐無稽にしか思えません。

中国の友人・知人が、なぜ党員になったのか…その事情を知っている私からすると、「恐怖症」はバカバカしい妄想にしか見えない。「富士川の戦い」で水鳥の羽音に驚き、慌てて逃げた平家軍のように、ある種の日本人は恐怖のあまり、集団ヒステリーになっているのでは。

そこで、連投において、中共党員女子の合コンに参加した時の思い出と、「なぜ友人のお母さんは中国共産党員になったのか」…その諸事情を書いてみたのですが、実はこのエピソードは半分ぐらいしかツイートには書いていません。

…というわけで、せっかくなので連投で省略したエピソードをブログで書いてみようと思います。

かなり長くなるので、2回に分割して、今回は中共党員女子の合コンについて。

「恐怖症」の人は、ぜひ御覧下さい(^^)

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「中国人の話し声が大きい」のは何故か?

中国に長く関わっていると、この問題はよく話題に出る。

佐々木俊尚さんのツイートで紹介されている記事はヤフーニュースのもので、しばらくすると消えてしまうので、

こちらに直リンクを貼っておく。

冒頭のツイートとそれに続く連投で、私の見解を書いておいたけど、この件はしょっちゅう話題に出るので、こちらに追記も含めて、まめておきます。

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戦争帰りの老教師の思い出

ツイッターでは、戦争のこと、戦争経験、戦前礼賛、反戦運動などがよく話題にあがりますが、その度に私は中学生の頃に出会った、戦争帰りの図工(図画工作)の先生のことを思い出します。大きな体で、声が大きくて、白髪の老人でした。今から考えると、一旦は定年退職して、再雇用だったのかも知れません。

毎週2時間ある図工の授業の内、毎回最初の1時間は戦争の思い出を語るだけで、後半の1時間から図工の授業が始まりました。一見、怖い感じの先生でしたが、戦争の話がとても面白くて、普段はやんちゃな不良も、私語が好きな女子たちも、みんな騒がず、背筋を伸ばして、真剣に先生の話を聞いておりました。

先生は、私が中1の時が最後のお勤めで、中2になった時には教職を辞められておりました。

その後、従軍経験のある教師を中学校で見たことはなく、高校にあがっても皆無だったので、たぶん私の世代が、従軍経験のある教師と接触する最後の世代だったのではないでしょうか。

今の若い人には、そうした経験がなかなか得られない…今後はさらにその機会は少なくなっていくことでしょうから、以前、私がツイッターで連投した「先生の思い出」を、注釈も含めて、こちらに収録しておきます。

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香港のレストランでは普通に出前一丁を使った料理が出ます

▲もう4年以上前の記事ですが、中国の朝食に関してこれを再ツイートしたところ、「店で出前一丁がでてくるの?」という質問がありました。

率直に申し上げまして、出ます。普通に出ます。

よく考えてみたら、私自身が香港に初めて行った時には、それを不思議に思っていたけど、もうすっかり慣れていたので、全然疑問に思わなくなっていたのでした。

とはいえ、日本では、香港の普通のレストランの料理で、出前一丁が出るのを知らない人、信じられない人がまだたくさんいるでしょうから、手短に解説しようと思います。

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魯肉飯(ルーローファン)を作ってみました(2)スライス肉とシイタケ

▲初めて作った魯肉飯は、それなりに「見栄え」は良かったのですが、

  • 味が濃すぎるけど基本醤油だけで単調な味だった。
  • 食感も単調だった(肉と揚げ玉ねぎ)。
  • 肉はカタマリで買うと高い。

…という反省を踏まえて、第2回では、かなりアレンジすることにしました。

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中国人が朝になると真冬でも窓を開ける理由

「こんなの誰が知りたがるかよww」

というタイトルですが、毎年冬になると、以前上海で友達のお母さんと一緒に暮らしていた時のことを思い出すので、書いておこうと思いました。

この「お母さん」とは

▲こちらの記事の冒頭に出てきた「80歳ぐらいの老母」のことです。「友達のお母さん」と一緒に暮らしていた…と書くと、変な想像をする人がいますけどw、実際はおばあちゃんですね。

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魯肉飯(ルーローファン)を作ってみました(1)最初の試作

魯肉飯は大好きなのですが、昔、自作してみたら上手くできなかったのがトラウマになっておりました。

ところが、上掲のレシピだと非常にカンタンそうなので、がんばって再チャレンジしてみることにしました。

上のツイートはなぜかウケが良く、たくさんの人がこのツイートをキッカケに「自分でも作ってみよう!」と思ったみたいなので、私の方でのチャレンジの記録を、これから始めようとする皆さんのために公開しておきます。

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突然、ツイッターから消えた人たち

今年の6月でツイッターを始めて丸12年になる。

私は飽きっぽい性格だが、ツイッターだけは随分長く続いている。

12年も続けていると、その間に色んな人たちとの出会いがあり、色んなことがあって、別れがありました。

* * * * *

2012年の初め頃、相互フォローの数人が更新してないのに気がついた。

最初3人ぐらいに気づいて、それから更に調べて8人ぐらいいたと記憶している。

全員に共通していたのは、2011年3月11日か、その数日前が最後のツイートで、東北に住んでいることだった。

それ以来、東北の海の映像や写真を見ると、彼らのことを思い出すのであった。

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2020年の自分へのご褒美に「ニコンD80」を買いました

去年の12月、前々から気になっていたニコンのデジタル一眼レフ「D80」の中古美品を格安で購入しました。このカメラ、もう14年以上前の骨董品ですが、今でも愛用している人、これから買おうという人が少なくないようなので、同好の皆さんのために関連情報をブログ記事にまとめておきます。

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緊急事態宣言に備えて、猫足型イス脚カバーを買いました

2回目の緊急事態宣言発令を目前に控えて、食べ物とか殺菌のウェットティッシュを買いだめしようと思い、街に出てきました。

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▲そこで見つけたのがこれ。「猫足型イス脚カバー」というもので、イスの足にはかせる靴下みたいなものです。

これからまた外出自粛の日々が始まるので(いや、去年11月から自主的に外出を極力自粛していたが)、気分転換に購入してみました\(^o^)/

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私は成人式に2回参加したことがある

f:id:blackchinainfo:20210223105553p:plain 今朝は緊急事態宣言の件が気になったので、朝からテレビを見ていた。

すると、ワイドショーの司会者が「成人式ができない」「新成人の若者が可哀想だ」と言い出して、なんだかとても不思議な気がした。

「コロナが大変で、今の日本は有事なのに、一体何言ってんだ?」

というのもあるけど、実は表題の通り、私は成人式に2回参加したことがあるのだ。

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