はてなブログのお題で、「冬の体調管理」というのがありましたので、それで1つ書いてみようと思います。
▲正月明け早々、ダイソーの湿度計を6つ買い込んで、自宅の各場所の湿度を測れるようにしました。
これはそもそも自宅の中で、カメラの防湿庫を置くのに最適な場所を決めるためでもあったのですが、もう1つ重要な目的がありました。
▲私は中国での生活している時に風邪を引きまくったのですが、それ以来「なぜ冬になったら風邪を引きやすいのか?」を調べている内に、乾燥との関係がわかったのでした。ようするに乾燥していると、細菌やらウィルスが空気中に舞いやすい…ということです。
加湿すれば良い、というものでもない
今までは、「冬は乾燥しているのだから、とにかく加湿器をつけっぱなしにしておけばいいんだろう」と考えておりました。
ただ、加湿器つけっぱなしだと、室内が湿っぽくなりすぎることもあり、 部屋の中がカビ臭くなったりするのですね。湿っぽすぎると細菌・ウィルスだって増殖しやすくなるかも知れない。
そこで、湿度計で室内の湿度をちゃんと把握した上で、加湿器を使おう…と、前々から考えていたのでした。
湿度は急落する
湿度計設置以来、既に2週間近く経っているのですが、我が家の場合、ダイニングだと湿度は大体60~70%。たまに窓を閉めっぱなしで加湿器を効かせすぎると、80%を越えたりします。
しかし、昨日ダイニングの湿度計をふと見てみると…
▲湿度50%を切ってました!ダイニングの湿度は大体70~80%なのですが、部屋の空気を入れ替えるために窓を開けていたら10分ぐらいで、ここまで急落してしまいました。
そういえば、眼がショボショボする…乾燥のせいなのか、乾燥でホコリが舞いやすくなっているのか、どっちかわかりませんけど、こういう状態になると細菌やウイルスが空気中に舞いやすくなり、風邪を引きやすくなる…というわけです。
▲ちなみに、こちらは同時刻のダイニング近くの寝室の湿度計。寝室はカーペット敷きで、布団もあるし、衣類や書籍もあるので湿度をキープしやすく、乾燥しにくいのでしょう。
如何に加湿するか?
昔、北京に住んでいた頃は、寝る前に部屋の床にコップ1杯分の水を撒いておきました。それでも翌朝には何もなかったように全て乾燥して跡形もなくなっていた…それでもまだ、部屋の乾燥がひどかったぐらいなのですが。
空気が乾燥することで、風邪の菌が空気中に舞いやすくなるわけで、
▲それ以来、色んな加湿器を試してきましたが、この数年愛用しているのはこちら。 非常に単純な構造なので安価です。水に混ぜる塩の量で湿度を調整できます(これって初めて聞くと「ハァ?」って感じですけど、実際に塩で調整できるんです。一旦適量の塩分が決まると、あとは水を足すだけでOKなので手間がかかるのは最初だけです)。
▲もう1つ、乾燥している状態から短時間で湿度を上昇させる「奥の手」なのですが、使い終わった洗剤のスプレーに水をいれて、床に水を散布する…というのをやってます。加湿器で部屋のスミズミの湿度をあげるのには時間がかかるのですが、スプレーで水を撒いてやると、急速に湿度を上昇させられます。大体、8畳敷きの部屋の床全体に散布すると10分以内ぐらいに湿度が10%上昇します。
部屋が乾ききっている時は、この手を使ってます。
昔、中国にいて乾燥対策が出来てない時は、風邪を引きまくったし、日本にいても冬に数回は重い風邪を引きましたが、加湿を徹底するようになってからはそれもかなり減りました(大体風邪を引くのは外出が多い時)。
とはいえ、加湿度つけっぱなしで、湿度が高すぎても、部屋がカビ臭くなるので、百均の湿度計でも構いませんので、ちゃんと湿度を測った上で湿度の調整をするのがベストです。
- 今日の発見 湿度計があるだけで、健康管理に大きな飛躍がありますね。もっと早く気付けばよかった(^^)
今週のお題「冬の体調管理」