黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

酸菜(スァンツァイ)は日本でも安く買える…そして美味しい!

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ツイッターでしょっちゅう話題にしている酸菜(スァンツァイ)。白菜を乳酸発酵させたいわゆる「漬物」なわけですが、とにかく私はこれが大好きでして、冬になる度に食べたくなる。中国にいたら絶対食べる。日本にいたら食べられない…というのをこの数年繰り返してきたわけですけど、最近、ラオガンマのために中華食材のお店をアチコチ見て回っている内に、酸菜も売ってるのを見つけたのです!(^^)

実は、日本でも安く売っている!

私はリアルで購入したのですが、500gが150円ぐらいだったかな…超安いのですが、そりゃ白菜が発酵しただけのものですからね…中華食材の店に買いに来る人は、中国での価格を知っているから店の方もあまりふっかけられないのではないでしょうか。

▲一応、こちらのリンクを出しておきますが、リンク先はこの写真の商品以外も出てきますので、色々見て下さい。送料込みで考えると、結構幅がありますけど、安いところは安いです。

 ▲現時点で最も安いのはアマゾンで送料無料で390円で販売しているこちらかな。

私が購入したのは別のものなのですけど、たぶん味的には大差ないと思います。でも、「賞味期限」が気になりますから、ぜひお近くの中華食材屋さんで実際に確認してお買い求め下さい。

どうやって食べるものなのか?

中国には川白肉(チュアンバイロウ)という鍋料理がありまして、酸菜はその時に欠かせられない材料です。

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▲これが百度百科の「川白肉」の説明からお借りしてきた写真。

食べたことのある人には説明不要なんですけど、食べたことのない人に説明するのは難しいし、中文の解説を見ていただいてもわからないと思うので、ザックリと説明しますと…

「キムチ鍋」って大体皆さん食べられたことがあると思うのですが、「キムチ」は乳酸発酵した白菜なわけです。その点では酸菜も同じ。大きな違いはトウガラシが入ってないということ。だから「辛い」要素はなくて、ただ「酸っぱい」のです。つまり「川白肉」は「辛くないキムチ鍋」とご想像下さい。

酸菜を鍋に入れて、脂身の多めの豚の薄切り肉(こういう書き方をするとネガティブなイメージになると思いますので、しゃぶしゃぶ用の豚肉をご想像ください)と一緒に煮て、酸菜を豚肉で巻いて食べる。

タレは日本で普通に使っているものでいいと思いますゴマダレ、ポン酢、お好みに合わせて何でもOK。

普段作っている鍋料理に入れるだけでもOK。ただ、肉は牛よりも豚の方が合うと思います。

先日、ラオガンマ買い出しのついでに手に入れた酸菜を鍋に入れて、豚肉のスライスで巻いて食べてみたのですが…もう全然中国の川白肉そのまま!まさか、日本であの味が再現できるとは思いませんでした。

残念ながら、その時の写真は、食べるのに忙しくて撮っておりません(^^)

次回、作る時はちゃんと写真で記録しておこうと思います。

  • 今日の発見 日本には東北出身の中国人が多いため、酸菜がどこの中華食材屋さんにでもあって、安く普及しているのでしょうね。元が単に発酵した白菜だし、常温保存可能なので高価にもならないのかと思われます。ようするにラオガンマと似たような事情で日本に流通している食材なわけですが、他にも「中国人の必需品的な食材で、そもそも安価で常温保存可能だから、日本でも安価に流通している」というタイプの中華食材は探せばありそうです。