黒色中国BLOG

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【ニコンD40強化計画】(1)ライフルスコープ型アイカップで「見やすさ」と「構えやすさ」を向上させる

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▲こんなもの誰も読まないだろうに…と思いながら書いたニコンD40の記事がかなり好評でした。今でもD40を使い続けている人がたくさんいるのがわかって嬉しくなりました。

▲その後、調子にのってバッテリーチャージャーのネタを書いてみたのですが、こちらもなかなか好評。やはりD40使いにとっては共通の悩みだったようです。

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D40は今年で発売10年の古いデジカメですが、ブログやツイッター、インスタグラム用の写真を撮影する上では、動画撮影機能も高解像度も必要ありません。最近の最新機種に付加されているWIFIとかGPSなどの機能も、私からすると余計なお節介みたいなものばかりですから、撮ることに集中するのならD40の方が良いです。

…というわけで、D40が使える限り使おう…と思ったのですが、幾つか不満がなくもない。末永いお付き合いをするにあたって、改善できる問題点はこれを機に解決しておこう…と思ったのでした。

ライフルスコープ型アイカップ「EN-3」

そこで、まず最初に着目したのはアイカップの問題。昔の一眼レフカメラだと、円すい形のアイカップは普通にあったんですけど、最近はあまり見なくなりました。

でも、探してみると、サードパーティ製で幾つか立派なアイカップがありました。

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▲「円すい形」というよりも、これは更に発展した「ライフルスコープ型」ですね。こちらは、イーベイで発見したものです。イーベイで「JJC EN-3」と検索すれば出てきます。

▲たぶん、写真で見る限り、こちらと同等品だと思うんですけど、こちらは購入してないので、断言する自信がありません。

以前、中国でD70用の似たような形状の大型アイカップを購入したことがあるんですけど、ゴムの質が悪く、薄くてペラペラで使い心地が最悪でした。

でも、今回購入した「EN-3」はかなり良かったので、一応のオススメということで、ご紹介しておきます。

ライフルスコープ型アイカップの利点

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▲左がニコン純正の「DK-20」。右が今回購入した「EN-3」。まず、大きさからして全然違います。

ライフルスコープ型のアイカップの方が、目の周辺へのフィット感が全然良いです。それと、アイカップが大きいと急にカメラを構えた時にクッションの役割をしてくれますから、カメラを目の周りにぶつけて痛い思いをすることがなくなります。

ファインダーをのぞいた状態で移動する時も、安定した状態で構え続けることが可能です。眼窩の周辺にピッタリ密着させることでブレ防止にもなります。

外光を完全に遮断できるので、ファインダーの視認性が格段に向上します。のぞき見る光景が引き締まって見えます。DK-20だと、ファンダーをのぞいた時に、周囲から外光がちらちら見えまして、ファインダー内の暗さとは全然違う。遮光が不完全なアイカップでは、虹彩が外光に反応する度に明るさを調整するので目が疲れやすいのです。遮光が完全なEN-3だと目の疲れは軽減します。

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▲昔、D70用に購入したアイカップも、同じような「ライフルスコープ型」でしたが、薄くてコシがなくてペラペラで付け心地が悪かった。

でも、EN-3は後ろに「補強」として一部厚みが違う部分がありまして、これでかなりしっかりします。ゴムの品質も良い方です。

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▲装着するとこんな感じ。小さなD40には大きすぎる(笑)けど、目にはこの大きさがちょうどぴったりなんです。私の場合、効き目が左なので、「」の部分を左向きに変えました。加えてちょっと上向きにしています。ライフルスコープ型アイカップの「」の部分がちょうどコメカミの凹みにあたるようなセッティングがベストです。

この「」の部分が、縦位置撮影だと頬に当たって邪魔じゃないかと思いましたけど、EN-3は「コシ」はあるけど、微妙に柔らかいので、気にはなりませんでした。

難点を1つ言えば、上の写真を見てもわかるように、液晶の上の部分がちょっと見えにくくなりますね。D40を前に傾けて、液晶を下からのぞくようにすれば問題ありませんけど。

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▲ライフルスコープ型アイカップを装着し、レンズに花型フードをつけると…D40がプロの道具っぽくなりました。このアイカップでファインダーをのぞくと、まるでスナイパーになった気分です(笑)

でも、もう1つ問題がありました。

カメラケース収納時の問題

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▲私はD40用のカメラケースにハクバのカメラジャケットを使用しています。

▲このカメラジャケットは柔らかいので、使わない時はバックパックの中に押し込んでおけば邪魔にならず結構重宝するのです。でも…

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アイカップが大きすぎて、カメラジャケットがちゃんと閉まりません…orz。

カメラジャケットへの収納時は、アイカップを外せばいいのかも知れませんが、それではイザという時の速写性がなくなります。アイカップがなくても撮影はできますけどね…

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▲そこで、こんな風にアイカップを逆向きにしました。こうすると…

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▲ピタッと閉まるようになりました。

これで長年気になっていた大きな問題が1つ解決。D40がますます可愛くなって参りました(笑)