最近、中印国境が騒がしい。
【中印両軍、国境で殴り合い】
— 黒色中国 (@bci_) 2020年5月11日
■インド国防省は10日、北東部シッキム州の中国との国境で、小規模な衝突が発生したと発表
■騒ぎが起きたのは9日で、両軍総勢150人の殴り合いになった。軍関係者は同紙に、インド軍4人、中国軍7人が負傷したと語った。https://t.co/R5DZ8pdRg7 pic.twitter.com/Niwl9mCiMy
その状況については、5月11日以後、ツイッターの連投で逐次、お伝えしているが、死傷者が出てから、現地の状況を知りたくて動画を漁っている時に表題の件に出くわしたのでした。
中国とインドの国境地帯で撮影された動画
こちらは去年撮影された動画。中国兵とインド兵がモメているところ。これを見る限り、双方武器らしきものは持っていない。最前線では「間違い」が起きないように武器を携行しないようになっているみたいだ。 pic.twitter.com/sAKm1SHa68
— 黒色中国 (@bci_) 2020年6月18日
▲この中でチラっと出てくるカメラがあります。
▲これですね。独特の形状…大型のレンズ、前に突き出したペンタプリズム部分…これってどう見ても…
▲ニコンの COOLPIX P1000ですよね。
「コンパクトデジタルカメラ」と呼ばれてますが、実際全然コンパクトじゃありませんw
10万円近くするカメラで、3000mm相当の高倍率レンズが売りになってます。
▲3000mm望遠がどの程度のものかは、こちらの動画で紹介されてます。これだけ望遠できると、国境地帯での偵察任務なんかでは重宝しそうですね。
ちょうど私は最近、月の撮影をしたくて、望遠レンズを探している内に、このカメラが気になって色々調べていたので、中印国境での動画に出てきた時にすぐ機種名がわかったのでした。
使用しているのは中国軍か、インド軍か?
最初、服の色から判断して、P1000を持っているのは中国軍の兵士かと思っていたのですが(中国軍の通訳と話しているインド兵と明らかに服の色が違う)、動画を最後まで見ると、中国軍と対峙する画面手前側の人達はみんなインド兵で、P1000を持ってる人もインド兵なのかな…とも思えます。
この動画を見るだけでは正確な判断ができませんね。
でも、いずれにせよ中印国境のようなハードな環境で、ニコンのCOOLPIX P1000が、「軍用カメラ」として活躍しているのは変わりありませんので、それだけでニコンファンの私はちょっと幸福になれたのでした(^^)
【追記】実はCOOLPIX P900らしい
ちなみに、僕のP900の画像も貼って置きますね。
— 高山瑞穂 (@mizpi) June 20, 2020
多分これだと思うのです。 pic.twitter.com/yI2MLaSa3n
▲記事公開後、教えていただいたのですが、高山瑞穂さんはP900を所有されていて、側面の様子から見て、中印国境で使用されているのはP900ではないか?とのこと。
確かに、レンズ側面に印字されている倍率の数字が、P900に似ているのですね。いずれにせよ、こちらも高倍率のコンデジで、国境監視には向いているカメラと言えます。
たぶんP900で間違いないと思いますが、タイトルはそのままにしておきます。教えていただきありがとうございました(^^)
- 発売日: 2018/09/14
- メディア: Camera