黒色中国BLOG

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【速報】海洋監察飛行任務のヘリコプターが失踪=中国浙江省

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6月7日、海洋監察飛行任務に当っていたヘリコプターB7115/H410が、13時26分(中国時間)の通信を最後に、浙江省舟山市桃花島の海域にて失踪。

この件、ちょっとややこしいので、細かい説明をさせていただきます。

諸事情の整理

まず、今回失踪しているヘリコプターは「中信海直」(英語名:CITIC Offshore Helicopter Co., Ltd)という会社が飛行を請け負っていた「直ー9A」(Z-9A)という機種の民間型で「H410」というタイプのものらしいです。

中信海直は政府機関から業務を請け負っており、海洋監察飛行を行っている時に失踪した…というわけです。

そして、その「政府機関」ですが、

▲こちらをご参照下さい。

今回失踪しているヘリコプターは中国海監の業務を請け負っていたそうですが、2013年以後、乱立していた海上保安機関は整理統合されて、「国家海洋局」になっているわけですが、たぶんその内の旧海監の業務が、今回のヘリコプターにアウトソーシングされていたものと思います。

場所:浙江省舟山市桃花島の周辺海域

失踪したヘリコプターについて

先にも書きましたが、失踪したヘリコプターは直ー9A(Z-9A)のバリエーションで「H410」というもの。

 ▲こちらを見ると「H410A」の解説があります。「H410」の解説はありません。

▲こちらに中国語ですけど「H410」の詳しい解説があり、そこに今回失踪したB7115の情報もありました。以下、要訳します。

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  • 直-9A型の民間型を「H410」と呼ぶ。
  • 2002年、国家海洋局がH410を発注。
  • 2004年8月、国家海洋局南生見分局に交付。この機をH410海監型と呼び、機体番号はB-7112
  • 海洋監視任務を執行するため、任務に必要な設備(ジャイロカメラとか電動ウィンチ、サーチライト、気象レーダー等々)が増やされ、通信・航行誘導設備が強化されている。
  • 2008年4月,中国海監はH410型ヘリコプターを1機増やした機体番号はB-7115(これが今回失踪したもの)。

この解説で見ていたら、B-7115は海監のものだけど、飛行を請け負っていたのが「中信海直」ということなのか…ちょっとハッキリしません。すみません。

※この記事は随時更新です。新しい情報が入り次第追加致します。