黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

ラオガンマで麻婆豆腐を作ってみました

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あれ以来、ラオガンマにハマっておりまして、既に我が家には4種類のラオガンマが揃っているのですが、いつもはご飯にかけたり、ラーメンに入れたりしています。

せっかくなので何かラオガンマで作れる料理はないかと考えてみたところ、結局どんな料理にでも入れられちゃうので、特に「これでなきゃ」というのが思いつきませんでした。

でも、手頃な木綿豆腐が1つ手元にありましたので(鍋に入れるつもりが残ってしまった)、「麻婆豆腐でも作ろうかなぁ…」と思いついた瞬間に、「豆板醤の替わりにラオガンマを使ってみたらどうだろう?」とひらめいたのでした(^^)

黒色中国は麻婆豆腐が大好きでして、高校生の頃から、「麻婆豆腐の素」を使わずに、豆板醤と甜麺醤を使って作っています。

その結果、干麻婆豆腐なるものまで作るようになったのですが、今回作る麻婆豆腐もそれに近い感じです。

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▲まずはニンニクと唐辛子の砕いたのを油で熱し、香りが出たら、刻んだ昆布(ダシを取った後のもの)とメンマを刻んだものを加えて水分を飛ばし、それからブタのひき肉200gぐらいを投入して手早くかき混ぜながら水分を無くしていきます。胡椒、山椒をかけて臭みを消します。

それから甜麺醤を投入。最近私は

▲こんなのを使ってます。昔は大きな業務用を使っていたんですけど、最近はあまり量が必要ないので、小さいのを買ってます。小さいのは割高ですが使いやすいです。量的には小さじ~中さじ1杯分ぐらいが目安。甜麺醤を投入したらかき混ぜて全体に絡めてやってから

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▲ラオガンマ投入。今回使用したのは「豆鼓辣油」のものです。豆鼓の味とコクが麻婆豆腐に合うのでは…と考えました。一般的に甜麺醤と豆板醤の比率は1:2か1:3ぐらいなので、私は小さじ3杯分入れました。

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▲まんべんなくかき混ぜて加熱。

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▲そこに、切り餅状に切った木綿豆腐を投入。

今回用意したのは、スーパーじゃなくて、豆腐屋さんで買ったもので、かなりズッシリと重い、昔風の豆腐です。

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▲そこに水を1カップ加えて沸騰させて、沸いたらとろ火にしてユックリと煮ます。

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▲水分と飛び、味がジワジワと豆腐に染み込んでいきます。

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▲豆腐を崩さないようにするためかき混ぜず、豆腐は適当に味を吸ったら、箸を使って1つづつひっくり返してやります。両面加熱で20分ぐらい煮込むのが目安です。

それから片栗粉小さじ1杯を溶いた水50ccをふりかけてトロ火で煮てなんとなく固まってきたら、味醂をかけてやって出来上がり。

味が足りなければ醤油を入れてやっても良いのですが、今回私は豆鼓入りのラオガンマを使ったので、醤油は入れませんでした。

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▲ラオガンマ麻婆豆腐の完成!

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▲豆腐は昔風だけあってかなりズッシリとくる口当たりで、それがタップリと味を吸っていたので食べごたえありました。

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▲黒色中国の麻婆豆腐で昆布の刻んだのは欠かせられません。それといつもならタケノコの水煮の刻んだのを入れるのですが、今回はメンマにしました。最近業務用メンマを買い込むようになりまして、家にたくさんありますので。

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▲味醂で甘みと輝きが増しております。ひき肉たっぷりでご飯にとても合います。

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▲食べる直前に刻みネギをドサッと入れます。刻みたてで目に染みるぐらいのネギがいい。だから食べる直前に刻んでのっけるのです。

感想を述べますと…

  • 豆板醤じゃないけど、ラオガンマでも充分ちゃんとしたものができる。美味しい。
  • 豆鼓入りを選んだのはナイスだった。コクの深い味になった。
  • 気をつけなくてはいけないのは、ラオガンマそのものが「油」だし、ひき肉からも油は出るので、かなり油たくさんの麻婆豆腐になってしまうこと。次からはラオガンマの油を切って使おうと思います。
  • 豆腐1丁+ひき肉200gに対して、小さじ3杯のラオガンマは多すぎ(辛すぎる)。2杯以下に押さえた方が良いみたい。
  • 豆板醤で作った麻婆豆腐よりも辛さがキツイ感じ…これは油多めだったせいかも知れない(油に辛味がたくさん抽出されている)
  • 結論的に、「ラオガンマ麻婆豆腐」は充分「あり」の組み合わせで、豆板醤が家にない時、自分好みの豆板醤が無い時の代用品として充分使える。

私は週に1回は麻婆豆腐を作るので、他の種類のラオガンマでも試しに作ってみようと思います(^^)