黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

【中国の具だくさんラー油】老干媽(ラオガンマ)を初めて食べてみました!

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ツイッターでもたびたび話題に上がってくる「老干媽」(ラオガンマ)という中国の調味料…ラー油の一種…があるのですが、実は私、今まで「黒色中国」という名で「中国のことは何でも知っているぞ!」と言わんばかりに中国通のフリをしてましたけど、老干媽って食べたことないんです…

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別に中国通でもないし、そう呼ばれたいわけでもないんで、それはいいんですけど、問題は老干媽。友達の家にあるので、料理に入ってたかも知れない。今までどこかで食べているのは間違いない。でも、「これが老干媽だよ!さ~お食べ!」という具合にハッキリと明示された形で老干媽を口に入れたことないんです。

だから、老干媽の味がどーこーという話になると困るんです。食べたことがないから…だから、このままじゃいけない!と思ったんじゃなくて、1つ事情があって、老干媽を食べることに致しました。

【目次】

完全に中国化した私の味覚

もう中国とは長い付き合いなので、中国の食べ物は大体なんでも抵抗なく食べられるのですが、今までは

  • 中国にいれば中国料理を食べる(たまにその他の国の)
  • 日本にいれば普通の日本での食事(やや中国より)

…だったのですが、最近は

  • 中国にいれば中国の料理しか食べない
  • 日本にいても中国の料理ばかり食べる

…になりまして、そうなってくると家の中に中国の調味料がないのが問題になってきました。そこで、一番の難問がこの「ラー油」だったわけです。

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▲「老干媽」といえば、おなじみエプロンおばさん「陶華碧」さん。ちなみに

▲彼女にはこういうエピソードがあるそうです。

日本で売っているラー油と中国のラー油は違う

日本で売っている「ラー油」って、唐辛子のエキスを油に抽出させた赤色の油だけですけど、中国のラー油はトウガラシとか豆鼓とかニンニクとか色んなものが入っていて、香港だとカニが入ってたりするのもある。それだけでご飯たくさん食べれちゃう。桃屋のニンニク入りのラー油がそれに近いんですけど、店ごと地域ごとの特色があって、すごく美味しい。特にラーメンを食べる時には欠かせない…というものなのです。

いま、日本に居る時でも香港風の麺料理が食べられるように材料を集めているのですが、まずはラー油をどうにかしなくちゃな…と思って、それでとりあえず老干媽をあたってみました。

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▲日本で販売されている老干媽は、中国からそのまま輸入しているタイプもあれば(ラベルとか全部中国語)、このように日本語のラベルがついたものもあったりします。

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▲老干媽は本格的に日本進出していたのですね…

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▲説明書きも日本語。ノーマルタイプの老干媽では面白くないので、ちょっと小さめの瓶の高級タイプ…玉ねぎラー油を購入しました。

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▲ところで、日本への輸入はどこの会社がやっているのか…と思いきや、「有限会社老干媽日本」という日本支社?が存在するのです!千代田区岩本町だ。こんど東京行った時にのぞいてみようかしら。

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▲ラベルがカワイイ!

ところで、これを早速味見したくて、開封しようとしたところ…全然フタが回転しない…全くビクともしません。液漏れを防ぐために極力強力に閉めているのか…そこで湯煎してやったのですが…

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▲直接温かいお湯につけてから、力を込めてフタをあけようとしたら、ラベルがグチャグチャに…ああ、ラベルだけキレイに外して記念に残しておけば良かった…

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▲フタに直接熱湯をかけやると、すぐに開きました。

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▲中身を取り出してみるとこんな感じ。唐辛子の刻んだのと、楕円形のツブがありますけど、これは大豆です。玉ねぎはこの黒っぽいところに紛れているのかな…口に含んでみると辛い!と思いきや、そんなに辛くない!むしろ美味い!玉ねぎの味は香り程度でシツコクありません。大豆は独特の香ばしさが残っていて美味しいです。よし、これはいける!

実食:トマ玉ラーメンを作ってみました

老干媽だけモリモリ食べても、その味の真価はわかりませんので、何か料理を作ってみることにしました。

今すぐできるもの…何かあるかな…と考えましたが、やっぱり黒色中国といえばトマ玉。今夜はトマ玉ラーメンを作ることにしました。

▲作り方はこちらをご参照ください。

というわけで…

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▲完成!トマ玉に合うラーメンはやはり味噌味がベストです。そしてここに…

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▲容赦なく老干媽をブチ込んでやりました!

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▲コクのある味噌スープのラーメンに、大きなトマトを丸々1個使って水少なめトマ玉にしたのを加え、ザク切りのネギをタップリのせ、そこに老干媽もたくさんのせますと、更に味噌スープにコクがでて、老干媽のラー油が麺によく絡んで、口に含むと老干媽の香ばしい辛味がいっぱいに広がって、胃腸をほどよく刺激し、食欲がかきたてられます…今まで老干媽って敬遠していたんですけど、こんなに美味しいのならもっと早めにゲットしておけば良かった。ナニゴトも食わず嫌いはよくありませんね。

贅沢を一つ言うと、もう少し味がついている方が良いというのか…豆鼓が入ったラー油の方が味も風味も1段上のような気がする。日本で販売されている老干媽は他に何種類か味の違うものがあるので、他も試してみようと思います(^^)

追記:如月隼人先生の執筆された老干媽の記事

サーチナで数々の中国記事を翻訳&執筆されているので有名な如月隼人先生には、いつもツイッターでお世話になっております。この記事の公開後にすぐリプライをいただきまして、以前、如月先生は老干媽の経営者(先述のエプロンおばさん)の記事を書かれたことがあるのですが、そのページは削除されてしまい今は全文の閲覧ができなくなっています。ところが

▲こちらに後半部分が転載されて残っていると教えていただきました。

感情の投資」のくだりは、私的にも心に響きましたね。そういう創業者のエピソードを知った上で、老干媽を食べると、味わいもまた一段と深くなるように思います。如月先生、ありがとうございました(^^)