黒色中国BLOG

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【香港の麺】(5)醤爆四寶丸、そして炸魚皮

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香港の麺の奥深さに気付いてから、最も私がよく通ったのは、このお店でした。

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味皇魚蛋粉」…写真は湾仔の支店です。ここは既に閉店しましたけど…他の支店はまだ残っているのかな。

https://www.instagram.com/p/BGn_2uRkEjx/

 

このお店の魚のお団子は「醤爆」といわれるタイプで中にスープと餡が入っており、噛むとスープが勢い良く飛び出します。4種類のお団子が入っているから「四寶(宝)丸」。

それに海苔が入っています。麺は数種類から選べましたが、私は伊府麺ばかり選んでおりました。

炸魚皮(ジャーユーペイ)とは?

https://www.instagram.com/p/BGn_898kEj6/

炸魚皮は、魚の皮に薄い衣をつけて揚げたものです。 香港では火鍋屋さんでよく見かけますけど、火鍋で出てくるのは、いつ揚げたかわからないようなのばかりで、あまり美味しいとは思いませんでした。

でも、味皇の炸魚皮は揚げたてで、味も火鍋屋のものとは大違い。少し厚みがあって、歯ごたえがパリっとして、そのまま食べると「厚切りポテトチップス」みたいな食感です。

でも、麺に入れてふやかすと、スープを吸ってトロントロンになって、これも美味しい食べ方でした。

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こんな風に、店先に揚げたてのを専用のケースに入れて、歯ごたえをキープしており、ケースの上を見ると袋詰しているの炸魚皮が見えますが、持ち帰りも可能でした。

これでビールを飲んだら、さぞかし美味しいだろうな…と思い、何度か炸魚皮を持ち帰りましたけれど、非常に湿気やすいもので、特に香港は湿度が高いので、持ち帰ってすぐ食べないとお店と同じ食感にはなりませんでした。

この湾仔のお店がなくなってから、たまに香港へ行くことがあっても、満足のいく醤爆四寶丸や炸魚皮を食べられず残念です。

【香港の麺】(全5回)

香港粉麺飯―めんとご飯

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