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黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

【香港の麺】(3)「炒出前一丁」を発明した旺角の茶餐庁に行ってみました

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香港に住んでいた頃、香港人の友人が「面白いところに連れて行ってやろう」と言って、私を旺角まで呼び出しました。

https://www.instagram.com/p/BGnhpfjEEoQ/

そこで、彼に連れられていったのが、「康樂茶餐廳」という小さな茶餐庁でした。見たところ、特に何の変哲もない。

なぜこんな店にわざわざ…いや、ちょっと待て。入り口のところに気になるポスターが貼ってある…

https://www.instagram.com/p/BGnh0N-EEox/

炒公仔麺」とはインスタントラーメンで作った焼きそばのこと。

康樂首創」の「康樂」は店名で、「首創」は「初めて創った」…つまり「発明した」ということでしょう。

採用正宗出前一丁」と誇らしげに書いているのも素晴らしい。この場合の「正宗」は「正統な」「本場の」「由緒正しき」という意味で、つまり、当店で使ってるのは七前一丁とか七寶一丁じゃないですよ!と言いたいのでしょう。

当時、香港人の友人の間で、私の出前一丁好き、炒公仔麺好きはよく知られており、特に私は出前一丁で作った炒公仔麺…「炒出前一丁」が大好物だったので、仲の良い友人が、私をその元祖とも言える老舗に招待してくれたのでした。 

元祖「炒出前一丁」のお味は如何に…

https://www.instagram.com/p/BGnh7hUEEpK/

早速注文してみると…盛りつけが雑…それと、焼きムラというのか、味付けのムラがあるみたい。

ちょっと失望しながらも、一口食べてみると…ウマい!出前一丁らしいモチモチしながらもワシャワシャした食感で、絶妙な歯ごたえ。さすがは炒出前一丁を発明した老舗というだけのことはありました。

茶餐庁手描きポスター鑑賞の楽しみ

https://www.instagram.com/p/BGniCZ7kEpW/

▲ちなみにこちらの方が最初に行った時のポスターだったかな…チェーン店ではなく、個人でやっているような香港の茶餐庁の手描きポスターは1点もので、絵になかなか味があり、料理が運ばれてくるまでの間、眺めるのが私の楽しみです。

https://www.instagram.com/p/BGnizsNEEr9/

▲こちらは康樂とは別のお店だったかも知れませんけど、同じように炒出前一丁を出しているお店の手描きポスター。

香港で出前一丁の「出前坊や」は「清仔」(発音は「チェンジャイ」…日清食品の「清」を取った愛称と思われ)と呼ばれて親しまれていますが、こちらのポスターには清仔を真似たようなイラストが…

但し、ハチマキではなくて布を頭に巻いて前で縛っており、服装や靴も、まるで昔の香港映画に出てくるカンフーの使い手みたいです。これはこれでカワイイ。こういうのを見つけるのも、香港で食べ歩く楽しみの1つなわけです。

【香港の麺】(全5回)

香港粉麺飯―めんとご飯

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