▲たまたまこちらのサイトを見ている時に気がついたのだが、少し読み進めると、緑のラベルのラオガンマの画像が出てくる。
あれ?緑?
▲こんなのだ。上掲のサイトは画像をラオガンマジャパンのサイトから持ってきたみたいだが、そこに貼られているURLは既にリンク切れになっている。
この緑のラベルのラオガンマは一体なんなのだろうか?
【目次】
緑のラベルのラオガンマ
▲拡大してみたところ、「油辣椒」と大きく書かれた左側に小さく書かれている4文字は
豆鼓辣油
…と思われる。「油辣椒」の文字の後ろに模様が入るのは中瓶の高級タイプに使われているものだが、それに豆鼓辣油の緑のものがあったとは。
▲こちらが現在の豆鼓辣油のラベル。ラオガンマ・ジャパンが輸入・販売しているものだ。
ガラス瓶の観察
緑のラベルの「瓶」をよく見て欲しいのだが、若干長めである。ラベルの下のガラス瓶の上に浮き彫りの文字が見える。
▲こちらは私が収集しているラオガンマの空き瓶だが、右は玉葱ラー油が入っていた中瓶。左はピーナッツラー油が入っていた大瓶。
▲中瓶には文字がない。
▲大瓶には文字がある。
つまり、緑のラベルのラオガンマに使われているのは大瓶である。
想像するに、冒頭に紹介した記事はURLから判断して2016年7月に執筆されたもの。当時、ラオガンマジャパンは大瓶タイプも「模様入り」のラベルを使用し、一部のものは「緑色」のラベルだったのではないか。
その後、なんらかの理由で緑色のラベルはなくなり、中瓶の高級タイプは赤の「模様入り」ラベルを使用し、大瓶は中国で販売されているのと同じタイプを使用するようになったものと考えられる。
ラオガンマ・ジャパンの日本市場戦略
たぶん、日本でラオガンマを売るとなっても、大部分の客は在日中国人なので、あまりイメージが変わりすぎても客が混乱するため、一般的な大瓶タイプは大陸と同じもの、中瓶の高級タイプは日本人向けでちょっと高級感のある「模様入り」のラベルを使用した…ということではないだろうか。
ラオガンマジャパンに確認すれば良いのだろうが、一応黒色中国は「反中活動」を行っている「反華人士」なので、中国企業に直接コンタクトを取れないのである…。
これを読んでいる方の中に、もしラオガンマジャパンにお話しを聞く機会がある人がいれば、この件を確認して私に教えて下さいね(^^)
余談:ラオガンマジャパンのドメインの謎
冒頭に紹介した記事の中で、ラオガンマジャパンのURLは
となっている。ただし、このドメインをクリックすると「カレシゲッター」というよくわからないサイトに飛ぶ。
現在のラオガンマジャパンのURLは
となっている。
2016年7月の時点では、別のドメインが使われており、なんらかの理由でドメイン変更されて、古いドメインの方は使われなくなったのだろう。
▲ラオガンマジャパンの会社概要をみると、平成14年から日本で活動しているので、旧ドメインの時は既にラオガンマジャパンが活動を始めた後である。
だから、会社そのものは同じだけど、2016年以後から現在にいたるどこかの時点で、なんらかの理由があってドメイン変更をしたのだろう。
単に、ドメインの更新料の支払いを忘れてドメインを取り戻すのに高額を要求されたから別にドメインを取ったのか、別の事情があったのか…これも、もしラオガンマジャパンに話を聞く機会がある人がいれば、確認しておいてくださいね(^^)
▲あともう一つ謎があって、アマゾンの豆鼓辣油の画像がなぜかこういう女性のものになっていたりするのですね。これって何故なんだろう。何かと謎の多いラオガンマなのでありました。
- 今日の発見 緑のラベルのラオガンマも可愛くていいんですけど、やっぱりこういう商品のイメージカラーって重要ですね。