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黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

なぜネット保守があんなにSEALDsに激怒していたのか…今やっとわかりました(笑)

ツイッター 日記 写真・カメラ
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最近は、フォトジャーナリズムがどうなっているのかが気になって、色々見たり聞いたり読んだりしている。

誰もがスマホを持って、写真を撮って、ネットですぐに共有してしまうような時代にあって、今の写真家はどんな活動をしているのか知りたかったからだ。

そうする内に、安田菜津紀さんという方が、非常にがんばっていらして、強い発信力を持っているのがわかった。

興味深いのは、彼女は写真とは全く無関係のラジオのパーソナリティをやっていること。ラジオは全く「」だけのメディアだから、写真とは正反対だ。だからこそ補完関係になれるのかも知れないが。

YOUTUBEに録音がたくさんアップされているので、それを片っ端に聞いている内に、1つわかったことがある。

「民主主義ってなんだと思いますか?」

▲こちらの録音を聞いていて、「あれ?」と思った。

「このラジオ番組って、地上波の普通のラジオで流れていたの?」

民主主義ってなんだ?

民主主義ってなんだ?

 

▲この本の出版に合わせて放送されたようだけど、 調べてみると、J-waveの「Jam the WORLD」という番組だから、普通のFM局の番組でオンエアされていたのだろう。

普段、私は日本のテレビもラジオもほとんど見ないし聞かないし、むしろ見ないように聞かないようにしているから、最近の日本のメディアの「ノリ」がよくわからないのだけれど、ここまで政治的な内容に踏み込んだ番組をやっていたとは全く考えもしなかった。

去年ツイッターで安保法制が話題になった時に、とにかくネット保守の皆さんは荒れ狂って、全然無関係の私にも食って掛かって、私を「SEALDs支持者」とデマを流して大騒ぎした。

一体彼らが何をそんなに怒っているのかわからなかったけれど、たぶんあの皆さんは、このラジオ番組みたいなのを普段から聞いていて、もしくはこうやって世論を作り出そうとしている「空気」に反応して怒り狂っていたのだろうな…と今頃になってわかった。

「中立性」と「メッセージ性」は相性が悪い

ツイッターにいるネット保守の皆さんだと、ああいうラジオ番組は逆鱗に触れまくるに違いない。

電波の公共性を考えると、政治的な中立性が全然ない(少なくとも私には見当たらなかった)番組を制作し、放送するのは如何なものかと思う。

ただ、中立性にこだわって、各方面に配慮して、中身の薄いものを作っても、何を言いたいのか伝わってこないので、時代に一石を投じようとするなら、ああいう番組作りになるのではないか。

これが現代のフォトジャーナリストが選んだ、補完的な表現の1つだとしたら、中立性を捨て、政治的に一方に踏み込んで、挑発的なメッセージを発信する…というのが今の写真表現の手法なのかも知れない。

怒っても他人を責めても知識は増えない

私が日本のテレビやラジオをなるべく遠ざけるのは、それらを見聞きするのは時間の無駄だからだ。

局や番組によっては、視聴者の怒りを故意に煽っているよう演出がある。そうやって増悪や対立を作り出すのが、マスメディアの役割なんだなぁ…とつくづく思う。

▲ちょうど同時期に、安保法制について質問があったので、それに延々と答えていたら、「まとめ」を作ってもらえた。

正直なところ、私は安保法制がどうなろうが知ったことではなく、それが成立してもしなくても、自分のやることは決まっている。

毎日毎日中国に関する知識をコツコツ増やして、中国とは何かを考え続けるのが私の人生なのだから、その毎日のペースを崩すようなことからは、なるべく遠ざかっていたい。

いちいち政治的な騒動に首を突っ込んで、誰かに怒ったり、他人を責めたりしても知識は増えない。「民主主義の何たるか」という以前の問題で、ロクに知りもせず、「中国の脅威」を声高に叫んだり、中国との「平和的な対話」を説いてみても、実のある議論にはならないだろう。

私としては、どっちかの政治的立場に加担して反対側を罵っているよりも、中国に関する知識や見方を日々豊かにして、他の皆さんと共有することで民主主義に貢献できるのではないかと信じている。私にとっては、言葉も写真も、そのためのツールである。

SEALDsと東アジア若者デモってなんだ! (イースト新書)

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