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黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

保存できない保存食…井村屋のチョコえいようかん

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以前から、釣りや登山や中国旅行の時のために、携行に便利な行動食を色々と試してきましたが(チョコバーとかキャラメルなど)、2011年の地震以来、「有事に備えねば」という意識が高まり、保存性の良いものを探すようになりました。

▲ツイッターを見ている時に、自衛隊で採用されている井村屋のようかんがあることを知り、これが手に入ればいいのにな…と思ったのですが、自衛隊用は一般に販売されていないものの、その他の似たようなのが井村屋から販売されているのを知りました。

井村屋の「えいようかん」と「スポーツようかん」 

井村屋 えいようかん 5本

井村屋 えいようかん 5本

 

▲そこで早速入手したのがこちらです。保存食だから、味はあまり期待はしていませんでしたが、食べてみると、さすがは井村屋と思わせられたものの、やはりこちらの製品は「5年保存」が売りで、あくまでも「それなりに美味しい保存食」でしかありません。そして、釣りや旅行の時の行動食で考えた場合、5年の保存期間は必要ありません。 なにかもう一つ「これぞ!」というプラスαがないのかな…と思っていました。

井村屋 5本入スポーツようかん 60g×5本入り

井村屋 5本入スポーツようかん 60g×5本入り

 

▲次に試してみたのはこちら。私の場合、朝食とは別で、これ2本食べていたら日暮れまでぶっ続けで釣りをしてても大丈夫です。

なぜ「スポーツ」なのかといえば、塩分が入っているのですね。味的には好んで食べたくなるようなものではないのですが、夏場に釣りをしていると、どんどん汗をかいて、塩分不足になりやすく、そういう時に、このスポーツようかんを食べると、塩分が体に染み込むのが実感できます。

暑い時に外で長時間いると、頭がボーッとしてきますけど、これは塩分を取ると、面白いほど急激に「ピタッ」と治りますね。ただし…

梅ぼし純 24粒

梅ぼし純 24粒

 

▲夏の熱中症対策には、『梅干し純』を使うようにしているので、スポーツようかんに含まれる塩分は不可欠でもありません。

といおうか、171キロカロリーのようかんとセットでないと塩分を補給できないのも困ったもので、やっぱり塩分は塩分で手早く摂取できた方がいい。ちなみにこの『梅干し純』は同じものが自衛隊でも採用されているとか。

だから、特に『スポーツようかん』でなくてもいいや…でも、『えいようかん』は味が…別にマズイわけじゃないんだけど…と思っていたのでした。 

保存できない『チョコえいようかん』

井村屋 チョコえいようかん55gx5本

井村屋 チョコえいようかん55gx5本

 

 ▲その後、こちらの製品が出てきまして、「チョコ+ようかん」って変だなぁ…と思い、ゲテモノの一種として、敬遠していましたが、「えいようかん」と何が違うのか…と気になって調べてみたところ、こちらは1本200キロカロリーなのです。ノーマルのえいようかんは1本171キロカロリー。「チョコえいようかん」は「えいようかん」より15%ぐらいカロリーが多い。

日本人の日常的な価値観では、カロリーは少ない方がいい。ローカロリーは正義ですけど、中国で鉄道旅行をしている時に、食事の時間に寝過ごして弁当を買えなかった&インスタントラーメンもキープしてなかったとか、見渡す限り川と原っぱ以外は何にもないような長江のホトリで1日中釣りをするとか、そういう時にはカロリー摂取の必要性を切実に実感します。同じ大きさ重さで15%もカロリーが多いのはありがたい。

それで、「チョコえいようかん」を早速入手し、試食してみたのですが、これが非常に問題のある食品であることに気がついたのでした。

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▲こちらがその「チョコえいようかん」。3年間長期保存できる200キロカロリーのカタマリです。

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▲原材料はぶどう糖、生あん、砂糖、カカオマス、ココアバター、還元水あめ、寒天、カカオエキス、乳酸Ca、香料…となっています。重量は55g。

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▲栄養成分は1本あたり、エネルギー200kcal、たんぱく質2.2g、脂質7.5g、炭水化物30.9g、ナトリウム2mgとなっています。

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▲こちらがその気になる中身…ようかんに、カカオマスとココアバターをたっぷり入れたものなのですが、非常に甘いです。例えるなら、「コンパクトサイズに凝縮したザッハトルテ」といいましょうか…正直なところ、最初の一口目は「なんじゃこりゃ」と思います。一般的な日本人の日常生活の中で、こんなに甘いものを口にすることは滅多にありませんから。

甘さに慣れてくると、この製品の本質を冷静に受け入れられるようになるのですが、仕事疲れで頭がクタクタになっている時に、これを食べると、脳の奥の方に「じわ~っ」と甘味が伝わってくるような感覚があります。脳の疲れがものすごく癒やされる。癖になる甘味です。美味しいとか美味しくないとか、そういう味ではない。舌で味わうのではなく、身体と脳で味わう甘味。災害時のために開発された、非日常的で濃厚な甘味が、疲れた脳と身体にダイレクトに効いてくるのです。

こんなに甘いものを食べてもいいのか」という罪悪感もありますが、結局はどう転んでも200キロカロリーですから、食べすぎない限り大丈夫。本当なら次の釣行に持っていく予定で買っておいたのですが、釣りに行く前に全部食べてしまいました。そういう意味で、これは「保存できない保存食」でした(笑)。

旅行の行動食は、結構飽きやすいもので、長い旅行で同じ行動食ばかり食べているとだんだん気分も落ち込んできます。普段から新しい行動食を探して、複数確保しておくのが良いですね。チョコえいようかんだけだと飽きるのも早いと思いますが、この強力な甘味は、過酷な旅の時に、心強い支えになりそうです。

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