黒色中国BLOG

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【上海の朝食】(1)不健康な小ワンタンと健康的な大ワンタン

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中国にいる時でも、もちろん一日三食なわけですが、私は友人・知人と夕食を共にすることが多くて、自然と夜にガッツリ食べることになります。

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だから、朝食には軽く胃に優しいものを選ぶわけですが、上海にいる時だと、私はワンタンを食べることが多いです。上海だと、どこでもワンタンを出す店があります。

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 ▲基本はこの手のタイプ。「小餛飩」(シャオフントゥン)と呼ばれるもので、ちょっと小さめ。薄い皮でクシャっと餡を包んであります。どんぶりの中のスープにこれが浮かんでいて、香菜(シャンツァイ)が散らしてあって、お好みで黒酢を入れたり、ラー油を入れたりします。これが大体1杯5元ぐらい。

大餛飩(ダーフントゥン)とは?

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▲ワンタンを置いている店に行って、「ワンタン1つ」と注文すると、店員に「大か小か?」と聞かれることがあります。先に紹介したのが「」ですが、こちらは「」です。

厚めの皮でサイズも大きめ。1度に1個口に入れて食べるのがちょっとキツイぐらいの大きさ。皮がしっかりしている上に中の野菜に歯ごたえがあって、噛むのが大変で、食後はアゴに疲労感がたまります。でも、その歯ごたえを楽しむのが面白い。

前の晩にお酒を飲み過ぎたりして胃が荒れていれば「」、前の晩に大人しく健康的な生活をしていたのなら「」みたいにして選ぶようにしています。

追記:お店選びのポイント

この記事をツイッターで投稿したところ、オススメのお店について質問があったので追記します。

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これは完全に個人の好みになるのですけど、私としては、大きめの店やチェーン店っぽいところじゃなくて、こういう個人がやってる小さい店で食べるのが好きです。そういうところの方が手作り感がある。

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こうやって店の中でせっせと作っているような店がいい。

こういう店はワンタンと麺だけしか置いてないとか、簡単なご飯物がちょっとあるだけ、みたいな小さな店でして、それでワンタンがまずかったら商売が成り立たないので、こういう店を選んでおけば大きくハズレることはないと思います。

私の美味しい上海

私の美味しい上海

 

▲香港人が書いた上海料理の本ですけど、最初のレシピが「上海風ワンタン」になっているのですね。ワンタンは上海のソウルフードと呼べるかも知れません。 

【上海の朝食】(全5回+1)

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