黒色中国BLOG

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【香港の路上市場】(2)残酷だけど健全な肉屋さん

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▲香港の路上の肉屋さん。部位ごとに解体した新鮮な肉を店先に吊るして売っています。日本式のガラスケースにスライス肉を並べて売っている肉屋さんは、中華圏では見かけないですね。こういう売り方が普通です。

▲最初、こういう売り方を目撃した時に、残酷な印象があったのですが、香港に数ヶ月住んで慣れると、こっちの方が「健全」な売り方のように思えてきました。

結果的に菜食習慣も出てきてしまう

▲私個人の経験ですが、中国や香港は、日本よりも菜食の人が多いように思います。美容のための人もいますけど、大半は信仰上の理由です。完全菜食の人もいれば、月に何日かは肉を食べないとか、観音様を信仰しているから、観音様の乗り物の牛は食べないとか、そういうケースもあります。

日本と違って、中華圏で肉が売られている様子が、生死を強く意識する形式になっているから、その反発で菜食に傾倒する人が出てくるんじゃないかな…と思います。

※「素食」は別名「素菜」ともいいますが、いわゆる精進料理のことです。

【香港の路上市場】(全5回)

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