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黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

カメラとレンズの防滴性能について(ニコンの場合)

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▲なぜかこのニコンD40の記事に毎日たくさんのアクセスがあります。ケゲンに思い調べてみたら、今グーグルで「D40」を検索すると、この記事がかなり上位に出てくるのですね。

今でもD40に根強い人気があるのは嬉しいけど、そんな名誉あるカメラの名前を検索にかけると、私の記事が出てくるのはちょっと気恥ずかしいです。

今年の8月1日にD40は部品保有期限が終了し、その直後に私のD40の故障が発覚したので大急ぎで修理に出しました。

無事に修理が完了し、新品のようになって帰ってきましたが、次に壊れるともう修理は不可能です。

残念ながら、D40は今後自宅内で物撮り専用に使うことにしました。

では、今後、外に持ち出して…私の場合は主に中国での旅行に持ち出して…使用するカメラはどうしたらいいのか。それをこの1ヶ月ほど、悩み続け、色んな人の意見を聞いてみました。この記事はその記録になります。

カメラ本体の防滴性能について

上掲の、D40で撮影した写真が雑誌の巻頭グラビアに掲載された…という記事でも書いていますが、あのころ私のD40は雨に濡れて動作がおかしくなっていました。それが香港雨傘革命の時に、「自然治癒」したのですが、

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たぶんコマンドダイヤルの隙間から内部に雨水が入ったため動作不良となり、しばらくして自然に乾燥して動作が回復したのだろうと思います。

中国で旅しながら、写真を撮っていると、雨に振られることが多いです。私は旅に傘を持っていかないし、釣りのために、雨宿りをする場所のない野外にいたり、川や海などの水に近い場所にいることが多いので、常に濡れやすい状況です。中国旅の記憶を振り返ると、いつも雨に振られて濡れたことばかり思い出します。

では、次は防滴対応のカメラを買うべき…カタログで防滴性能をうたっている製品は幾つかあります。ただし、カタログで防滴対応を掲げているカメラはどの程度の水に耐えられるのか?

YOUTUBEで、「(カメラ名)+Water Test」で検索すると検証動画が出て来ますが、なかなか大した耐水性です。でも、本当にこんなに水をかけまくっても大丈夫なのか?

そこで、ニコンの人に聞いてみたところ、

  • 「防滴」と「防水」は違う。
  • 「防滴」に水没状態は含まれない。
  • 「防滴」は軽い雨が降りかかるぐらいの状況を想定している。

…との回答がありました。

YOUTUBEでやっているようなシャワーで勢い良く水をかけまくるのは、防滴対応のカメラでもヤメた方がいい…ということでした。

▲こちらの動画は有名だけど、それでもメーカー的には推奨できない使い方だそうです(当たり前ですが)

実際に「防滴対応」をうたっているカメラを細かく観察してみても、バッテリー室やメモリカードスロットに充分なパッキンを加えて水の侵入を完全に防いでいるのかといえばそうでもありません。水没したり、強い勢いで水をかけたら内部に水が侵入してしまうでしょう。

そう言ってしまうと「防滴対応」をうたっているカメラの防滴性能に意味はないのか…となりますが、「軽い雨が降りかかる」程度でなら効果はある…という結論でした。

▲つまり、こういう状況でしょうね。

私が中国でカメラを濡らすのは、基本は雨に振られている時だけですから、これぐらいの防滴性能があれば充分です。

ちなみに、防滴対応をうたっていないカメラ…ニコンの一眼レフならD3000番台や5000番台…は、どれぐらいの水に耐えられるのか…と聞いてみましたが、これらに関しては全く耐水性能を期待しない方が良い…との回答でした。

つまり、私がD40を中国旅行に持参し、厳しい自然環境の中で酷使しても問題がなかった(いや、「自然治癒」しただけで、実際は問題あったけど)のは、単に運が良かっただけ…ということみたいです。

ニコンの場合、最も安価な防滴対応の一眼レフカメラは、現在だとD7200になります。私は重いカメラが苦手だからずっとD40を使い続けてきたわけですが、今後はもっと中国のアチコチを駆けずり回って、容赦なく雨に振られまくるだろうから、軽くても水に弱いカメラを持ち歩くのは意味がない。少なくともD7000番台シリーズを買うしか無いようです。

でも…ここまで防滴のことを調べていると、カメラが防滴だったとしても、レンズの防滴性能は?…という疑問が湧いてきました。

レンズの防滴性能について

これもニコンの人に聞いてみたのですが、結論から言うと、防滴を保証したレンズはない…という回答でした。

但しネットで検索すると、マウント部分に「ゴム」がついているのは防滴対応のレンズだ…という説があります。

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▲よく見ると、金属部分と鏡胴のプラスチックの間に黒い「」みたいなのが立っているのが見えます。

これで防滴効果が得られる…というのがネットでの説ですが、ニコンの人に聞いてみたところ、これで絶対に防滴できる!というモノではないそうです。なぜなら、マウント部分で水の浸透を防いでも、鏡胴から水が染み込むから…という説明でした。

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▲つまり、このようにズームで鏡胴を伸ばした状態で、雨に振られて鏡胴が濡れている時に…

f:id:blackchinainfo:20161006112710j:plain▲鏡胴を縮めてしまうと、中に水を引き込んでしまう。

だから、

  • マウント部分にゴムがついていて
  • 鏡胴が伸び縮みしない

…というレンズなら、まだ「まし」…ということでした。

でも、そういうレンズってあまり種類がないな…該当するレンズはどれになるのか…と調べていたら、ちょうどピッタリのレンズが我が家にも1本ありました。

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AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G。フルサイズ換算で52.5mmの標準レンズです。

たぶん、これが現在、最も安価に入手できる防滴じゃないけど、ある程度「マシ」なレンズになります。

ズームのない固定焦点レンズですから、頑丈さも期待できるかも知れない。以前、旅行中にカバンをぶつけて、標準ズームレンズの鏡胴を曲げたことがありましたので、レンズの強度も心配なのでした。

だったら今後、雨が振りそうな日や、濡れそうな状況ではこのレンズを使えばいいのでは。昔から、標準レンズは1本持っとけ…と言いますが、デジタルの時代でも同じですね。

※ ※ ※ ※ ※

その後、カメラの防滴性能検証動画のように、このレンズの防滴性能をテストしてYOUTUBEにアップしている人がいるのかも…と思い始めました。

そこで、片っ端に関連する動画を見ていたら、その中に意外な見つけものがありました。話し出すと長くなるので、続きはまた日を改めて、別の記事でご紹介しようと思います。

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▲こちらがその「意外な見つけもの」になります。

▲「意外な見つけもの」であった AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G は、実際のところ使いにくいレンズでしたが、たぶんこのレンズのコンセプトは、描写能力以外のところにあるのでは…という考察です。