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黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

中国のニセモノ絵画工場

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▲昔、中国のアチコチをほっつき歩いている時に、ニセモノ絵画の工場の中に入れてもらえました。「工場」と言っても、機械が作っているんじゃなくて、人が手描きしているんですけど、その規模とか効率重視なところが、「工場」と呼ぶにふさわしいかと思いました。

▲中国の観光地などに行くと、油絵が大量に売られているのですが、そういう絵は、こういうところで作られているんですね。正確に言うと、「贋作」じゃなくて、なんとなく名画風のオリジナル?が多いのかも。それを大量生産していたり…お客さんから注文を受けて、1点ものの複製もやってたり…

「夢」を持って働く人たち

▲これなんかは、同じ絵を大量生産しているところですね。

こういうところで働く絵師は、美術学校の生徒とか、画家志望の人たちで、大量の複製をやることで、実益も兼ねて、ここで経験を積むそうです。

基本的に、「複製」ばかりで「オリジナリティ」が必要とされる仕事ではないので、もうちょっと後ろ暗い感じを想像していたのですが、ここで働く絵師と話していると、自分の仕事に誇りを持っているのが伝わってきて、明るい気持ちになれました。

お金のために、何らかの「作業」をしている点で、これは労働に違いないのですが、自分の夢の実現に向けてやってることなので、イヤイヤやってる感じが全くない。夢を持たずに金のために働くのは「労働」で、夢を持って自分のために働くのは「仕事」じゃないのか…と思ったのでした。

中国ニセモノ商品 (中公新書ラクレ)

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にせもの美術史―メトロポリタン美術館長と贋作者たちの頭脳戦 (朝日文庫)

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