【深圳市で鳥インフルエンザ感染の女性死亡】『春節を前に、深圳市と香港の境界線沿いと空港には検問所が設置された』来月初旬から始まる中国の春節では数百万が帰省で国内を移動することが予想されている https://t.co/Uj3AJxcHfO
— 黒色中国 (@bci_) 2016, 1月 6
▲この件が気になったので、ちょっと調べてみます。
まずは発生地点の確認からです。
▲こちらによれば、死亡した女性は「深圳市宝安区」に住んでいたようです。日本人が多い羅湖区や福田区から離れた空港のあるところですけど、油断なりませんね。
▲こちらは一昨年、私が宝安区に行った時に撮影したもの。深セン西駅の近くの市場なのですが、このように活鶏が隔離されることなく売られています。中国では地域によって対応が統一されてませんが、上海では以前、鳥インフルが発生した地域では人が近づけられる場所に生きたままの鶏を置かないようになっています。広東省はしょっちゅう鳥インフルの騒ぎがありますけど、衛生環境がちゃんと管理されていないようです。
▲厚生労働省検疫所のサイトをよーく見ると、もう一人の患者がいるのがわかりました。
40歳 女性、Zhaoqing(肇慶)市Duanzhou地方の住民で、2015年12月22日に発症しました。患者は12月28日に入院し、現在は重篤な容態です。
とりあえずは、ヒト・ヒト感染がないとのことですが、注意して動向を見ておこうと思います。