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黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

【速報】中国、南沙諸島の飛行場に試験飛行か ベトナムが抗議

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日本は正月気分がまだ抜けませんが、中国に動きがあったようです。出来る限り情報収集をしようと思います。こちらの記事は随時更新です。

中国の報道

▲中国の報道が既に出ていました。ベトナムからの抗議に対する中国外交部の回答です。

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文中に「永暑礁」とあるので、「ファイアリー・クロス礁」で間違いありません。こちらは冒頭のニュースで伝えているように、去年9月に3千メートル級の滑走路が完成したところです。

中国政府征用民航飞机对该机场进行校验试飞」とあるので、中国政府がこの試験飛行のために民間航空機を使用したようです。軍用機ではありません。

今回の試験飛行の目的は、民間航空機の使用に適したものかを確かめるものだったそうです。

日本の報道

試験飛行は、中国の習近平国家主席が昨年11月のベトナム訪問で、最高指導者のグエン・フー・チョン共産党書記長と南シナ海問題を「適切に処理する」と合意したことに「逆行する」と批判した。

▲今回のベトナムの抗議の重要点はここみたいですね。「約束したけど、守ってくれない」…と言うわけです。少なくとも2ヶ月は守ったのかも知れませんが(笑)

ベトナムがロシアから購入した潜水艦が南シナ海に向けて航行中 

▲今回の試験飛行の件と直接関係ありませんが、こんなニュースもありました。

  • ベトナムがロシアから購入した潜水艦「キロ級」6隻の内の5隻が、12月20日にデンマークの港を離れてベトナムに向かっている
  • 1月29日にシンガポールに到着、その後ベトナムに向かう予定。
  • これらの潜水艦はオランダの貨物船「Rolldock Star」により運ばれており、1ヶ月半ほどの時間がかかる。
  • ベトナムは先週(この記事は2015年12月28日公開のもの)、中国が永興島石油備蓄施設と学校を建設していることに抗議。同じく先週、ベトナムの政府関係者は、キロ級潜水艦で南シナ海のパトロールを始めることを明らかにした。

▲永興島の件はこちらをご参照下さい。

上掲のニュースには続きがありまして、他に色んなことが書いてありました。

  • 12月8日のダナン警察局の発表によると、64名の中国人不法就労者が中国へ強制送還されたそうです。これらの中国人は観光ビザでダナンに入り、許可無くダナンで働いていた
  • ダナンでは中国資本の高級ホテルを建設中で、去年11月にデベロッパーが中国人労働者300名を呼び寄せたので、現地の人々を不安にさせていた。

▲ダナンはよりによってベトナムのこんな場所。中国に近く、西沙諸島の真東にあります。

  • ベトナムはトラックの輸入税を引き上げ。10~20トンクラスは30%から50%へ引き上げ。20~24トンクラスは20%から50%へ引き上げ。コンクリートミキサー車は15%から20%へ引き上げ。
  • ベトナムが2015年の1月から10月の間に輸入した自動車は9.73万台,輸入総額23.3億米ドル。この内、中国からの輸出は2.1万量で、車種は主にトラック。中国産自動車は、ベトナムが今年輸入した自動車の21.5%を占め、中国は既にベトナムの輸入トラックの主な供給国となっている

あまり日本では報道されませんが、ベトナムと中国はこの数ヶ月、領土・軍事・貿易・不法就労などの複数の分野で摩擦を大きくしていたようです。

試験飛行では海口からファイアリー・クロス礁の間を飛行

我国南沙永暑礁新建机场试飞成功 系最南端机场_新闻_腾讯网

▲1月6日に発表された中国のニュースによると、

1月6日」に行われた中国の「試験飛行」は2機の民間航空機を使用、海南島の海口美蘭国際空港から2時間かけてファイアリークロス礁へ飛び、10時21分、10時46分の2回に分けて着陸し、午後に海口へ戻った…とあります。

この件が1月2日にベトナムから抗議を受けた件と同じものか、別のものなのかは現在確認中です。

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▲ちなみに、グーグルマップで距離を図ってみました。

海口の空港からファイアリークロス礁までの距離は1177.48kmでした。

先ほどのニュースを見ると、「今回の試験飛行は、この飛行場が、民間の大型旅客機を安全に運行させる能力を備えていることを証明した」とありますから、それなりに大きな旅客機を使用したように思われます。