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黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

北京・三里屯の欧米人襲撃は「イスラム国」による計画?

北京 テロ イスラム国
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クリスマス期間中に欧米人が襲撃されるかも…ということで、北京の三里屯で厳重な警戒態勢が敷かれましたが、北京の民間企業が出した「緊急通知」の中で、それを裏付けるような記載があり、ISIS(イスラム国)の関与について書かれていたそうです。

北京の政府系ファンドが出した「緊急通知」

▲こちらのRFAの記事の中に、北京の企業と大学が出した文書の画像が公開されています。

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▲「中投公司」とは「中国投資有限責任公司」のこと。

中国投資 - Wikipedia

その会社が出した「緊急通知」の中で、「国家安全部門の情況通報によれば…」として、クリスマス期間中に極端テロ組織ISISが北京で西洋人の集まり住む場所でテロ攻撃を発動するかも…と書かれています。

北京の大学と教育委員会の出した通知

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▲こちらは北京中央財経大学が出した文書(クリックで拡大できます)。冒頭の「广大师生」(広大師生)とは「教員と学生」という意味。12月24日と25日、1月1日から3日までは「一級超常防控」を発動し、入校時の身分証検査と登記を行い、学校に無関係の人物は一切入校できないようにする…とあります。

▲このようなニュースもありました。

北京市海淀区の教育委員会が学生に向けて12月24日と25日、元旦の前後には三里屯や後海(こちらもバーが多い場所)などの人が密集する場所には行かないように通知した…とあります。

現在のところ、三里屯での「欧米人襲撃」に関する情報の中で、公式に「ISIS」の関与について触れているものはないのですが、最初に挙げた、中投公司は政府系ファンドですから、国家安全部門から受けた「通報」の中に「ISIS」のことが書かれていたのではないでしょうか。

つい先日、「イスラム国」が中国語による聖戦への呼びかけの歌を発表したばかりですから、何らかの動きがあったのかも知れません。

その他、RFAの記事によれば、入国時の持ち物検査も厳しくなったそうです。

北京にお住まいの方は、年末年始の外出の際には、くれぐれもご注意下さい。

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