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黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

【深セン土砂崩れ】避難所はどのように運営されているのか?

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昨日からずっと深センの土砂崩れの状況をお伝えしておりますが、それにしても、午前11時40分に土砂崩れが発生して、すぐに何百人もの人々に温かい食べ物と寝る場所と寝具を提供できるのには驚きました。軍や武警が提供しているのだとすれば、これみよがしに人民への貢献を自慢するのが中国ですけれど、今回はそういうニュースが見当たりません。そこでちょっと調べてみることにしました。

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▲こちら、温かい食事を作っているボランティアの人たち。見た目手慣れた雰囲気があります。近所の人が駆けつけた雰囲気がない。みなさん揃いの服を来て、食器類なども用意されているのですね。

「慈済慈善事業基金会」とは?

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▲こんな写真を見つけました。「慈済慈善事業基金会」とテントに書かれています。宗教系の慈善団体のようです。

慈済基金会 - Wikipedia

▲たぶんこちらのことかと。

慈済基金会(じさいききんかい、正式には財団法人 中華民国 仏教慈済慈善事業基金会)は、台湾の仏教系の慈善団体。
印順の弟子の釈証厳によって1966年4月14日に台湾の花蓮県で「仏教克難慈済功徳会」(慈済功徳会)として設立された。
「慈済」の由来は「慈悲為懐、済世救人」(慈悲を抱き、世を助け人を救う)
尼僧が主婦グループを主導したことに始まるので、女性が主要メンバーとして活動することで知られる

 テントに書かれているのは「仏教」抜きでの正式名称ですね。

▲彼らの公式ウェブサイトに今回の深センの土砂崩れでの活動が既にアップされていました。

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慈済慈善事業基金会は、昨日の土砂崩れ発生後、昼過ぎには既に動き出して、地元の政府や民間組織と連携して、今日の朝には500人分の温かい食事を用意した…とのこと。現在、設置されている3ヶ所の避難所の場所は深セン市政府と民政局が用意してくれたそうです。

多くの被災民は、土砂崩れの後、ほとんど何も持たずに体一つで逃げ出したので、このように迅速に行動してくれるボランティア団体がなければ大変なところでした。

ちなみに、慈済慈善事業基金会は、2011年の東日本大震災の際に、世界各国から義捐金を集め、被災者に配布し、地元市役所の教育運営資金を支援してくれたそうです。

驚異の仏教ボランティア―台湾の社会参画仏教「慈済会」

驚異の仏教ボランティア―台湾の社会参画仏教「慈済会」

 

▲こちらがその「慈済慈善事業基金会」について書かれた本のようです。

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