読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

【速報】深センで土砂崩れ=中国

SPONSORED LINK

f:id:blackchinainfo:20151220151009j:plain

12月20日、広東省深セン市光明新区で土砂崩れが発生。

工業団地10数万平方メートルが飲み込まれたそうです。

以下、関連情報を追記します。

事故現場の位置

f:id:blackchinainfo:20151220151712j:plain

今回、土砂崩れが発生したのは深セン市郊外の北側。宝安空港の北東約20km程度の位置にある柳渓工業園の付近です。正確な所在地は「中国広東省深圳市宝安区紅坳村」となります。

中国の報道

▲こちらの報道によると、

  • 土砂崩れの発生時刻は11時40分(中国時間)
  • 場所は光明新区長圳洪浪村ガススタンド付近
  • 通報を受けて、特勤二中隊の7両消防車が出動30名の消防隊員が現地で処置にあたっている
  • 土砂崩れで建物が倒壊。倒壊の範囲は比較的広範囲にわたっている。
  • 大亜湾一、石岩、松崗の中隊と捜索犬が増援に向かっている。現在、計6個中隊が召集。1個捜索犬分隊が現場へ向かっている
  • ガススタンドは既にガス管が閉じられているのでガス漏れはなし。

  • 工業園は全てが土砂に飲み込まれている。
  • 13時13分(中国時間)までに、現場では4名を救出(軽傷1名、他の3名は怪我なし)。現在1名の遭難者を発見、救助にあたっている。
  • 現在、事故現場付近は車両通行止め。
  • この2年ほど、工事で掘り出した土砂を山の近くに積み上げて、その高さは100mを超えていた。
  • 事故現場には労働者の宿舎があり、数百人が埋まっているのではないかとの情報あり。
  • 既に18個中隊、185名の消防隊員が出動。37両の消防車と捜索犬が現場に向かっている。

深圳发生山体滑坡 致煤气站爆炸20栋厂房倒塌

  • 土砂崩れによりガススタンドが爆発した模様。20棟が倒壊

    f:id:blackchinainfo:20151220164736j:plain
    ▲こちらがその爆発倒壊の現場のようです。確かにここは土砂が見当たらず、ところどころ黒煙が立ち上っております。

▲多数の消防隊員が駆けつけるも、生命探査装置は1台のみで、土砂は10数メートルの高さまで埋まっており、地下には水があるとのことで、救出作業が難航しているようです。

▲17棟が土砂に埋もれ、その内の2棟が宿舎との情報。但し土砂崩れ発生後、大半の人々は避難していたそうです。

▲土砂で18棟2万平方mが埋没。深センの19の消防中隊、消防隊員194名と搜救犬が出動、既に7名救出。広東省消防総隊は生命探査機を装備した4個救援隊を派遣。

▲こちらは時系列で今回の事故が紹介されているのでわかりやすいです。

▲こちらもまとめサイトになっています。わかりやすいです。

▲22棟が土砂に埋もれたとの報道。900名以上が避難。

  • 土砂崩れ発生時、115名の工員が工場内で作業していたが安全に避難
  • 土砂崩れは11時40分に発生し、1~2の建物が見えなくなった。その十数分後に二回目が発生。二回目の土砂崩れは一回目よりも大きく、少なくとも7つの建物が消え失せた。

▲現地時間16時30分現在、7名を救出、41名と連絡取れず。消防、警察などの関連部門700名以上を動員し、生命探索機、救助犬などを使い捜索にあたっている。

▲こちらの報道には、残土処理場の運営には違反があり、処理場がぬかるんでいたため、土砂崩れが発生し、工業園に押し寄せた…との光明新区の監督部門の見解を紹介しています。

http://sz.bendibao.com/news/20151220/747063.htm

▲こちらは記者会見発表について。

  • 今回の土砂崩れで、22棟が土に埋もれた
  • 現場から900名が安全に避難
  • 4名を救出、その内3名が軽傷。命に別条なし。その内の1名は怪我なし。
  • 各部門の1500名が救出作業にあたっている。その他、広東省消防総隊が東莞、恵州、から3個支隊100名を救援作業のために召集。

▲土砂に埋もれた工業園の労働者の大半は四川や重慶の出身者であった…との情報。

▲救援活動の様子を伝えるニュース。写真多数。

▲土砂崩れの発生地点は、長年にわたって、鉱区として採掘が行われていたとのこと。この報道はぬころじ~さんの分析とも一致します。

▲BBC報道では「数十人失踪」となっています。中国の公式報道は41名失踪だったのを、調整して最初の22人にした…と伝えています。災害の規模が大きい割に、死者の数が未だです、行方不明者の数が少ないことを疑っているのでしょうか…

▲地質の専門家によると、土砂で埋まったのは6万平方m、土砂の厚さは平均6m。

▲ここに出てくる「西气东输」とは直訳すると「西のガスを東に運ぶ」ここで言う「西」とは新疆、四川、重慶、オルドスなどの地域で、そこで産出されるガスを「東」(中国沿岸大都市)に運ぶための「管道」(配管)つまり天然ガスのパイプラインのこと。最初報道でガス云々というのを見た時に小規模の家庭用のガス配管と思っていましたが、西部からのガスパイプラインが爆発したのなら、かなり大規模の爆発を引き起こしたと予想されます。それと、動画の方で幾つか出てくる土砂が爆発する映像がありますけど、あれは土砂が勢い良く建物にぶつかって波頭が砕けているのではなくて、ガス爆発によるものかも知れません。

http://news.k618.cn/kx/201512/t20151220_6423592.html

▲こちらによると、被災者300名以上が臨時避難所に集まって、温かい食事をとった…とあります。避難所は3ヶ所あり、物資も続々と届けられているようです。

深圳山体滑坡59人失联-沈阳日报数字报纸|沈阳日报网络版|沈阳日报电子版

59名が行方不明。男性36名、女性23名。昨晩の記者会見での発表。今回の土砂滑りで33棟の建物が土砂に埋もれたり、もしくはそれと同等の損害を受けた。33棟の内訳は、工場14棟、事務所2棟、食堂1棟、低い建物13棟、宿舎3棟。

▲こちらに興味深い写真が掲載されています。

f:id:blackchinainfo:20151221102138j:plain

▲今回土砂崩れを起こした残土処理場は2002年には採石場でした。

f:id:blackchinainfo:20151221102148j:plain

▲2008年の写真を見ると、その採石場で水が溜まっているのが見えます。

f:id:blackchinainfo:20151221102157j:plain

▲2014年、ここは残土処理場になりましたが、採石場跡は土で埋め尽くされました。水が溜まっていたのも見えなくなりました

水は湧きでたものか、雨水が溜まったもなのか。とにかく、大量の残土の下には大量の水が含まれていたわけです。これが大規模な土砂崩れの原因になったのかも知れません。

http://sz.bendibao.com/news/20151221/747137.htm

▲こちらは2002年から2015年までの採石場⇒残土処理場の変化を写真8枚で比較しています。2014年時点でほとんど湖のようになっていたところに残土を被せたのですから、大規模な土砂崩れになってもおかしくありません。

深圳山体滑坡为人工堆土 事件非天灾实为人祸 - 深圳本地宝

▲土砂崩れは人工的に堆積された土砂によって引き起こされたものであって、これは天災ではなく人災である…という報道。

以前、は採石場だった場所が、残土処理場になったのはこの2年間ほどのことですが、毎日数百台の車両で土砂が運び込まれていたとのことです。

深圳山体滑坡塌方面积约14个足球场 楼房倒塌如波浪- 北京本地宝

▲土砂に埋もれた面積はサッカー場14個分に相当。土砂の厚さは6メートル。

▲本日の午前中には既に「行方不明者91名」と報道されていましたが、午後6時(中国時間)の発表で「85名」に修正されました。8人救助された…と記事に書いていますが、それだと数が合いませんね。新規に行方不明者が出たのかも知れませんが…

▲こちらは、私のブログ記事ですが、香港のニュース映像をチェックしていたら、事故現場から逃げてきた労働者から、残土処理場の土砂は、地下鉄のトンネル工事の現場から運び込まれていたという証言がありました。

▲被災地の住宅の中から携帯電話で外へ連絡し、武警によって9名が救助された…とのこと。

事故現場の写真

▲コンテンツ量が多くなりましたので、独立させてました。こちらのリンクから御覧ください。

事故現場の動画

▲コンテンツ量が多くなりましたので、独立させてました。こちらのリンクから御覧ください。

事故原因分析

▲コンテンツ量が多くなりましたので、独立させてました。こちらのリンクから御覧ください。

避難所の状況

▲コンテンツ量が多くなりましたので、独立させてました。こちらのリンクから御覧ください。

※新しい情報を発見次第、追加いたします。 

関連記事