黒色中国BLOG

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【鯉釣り百匹】(3)フライタックルでもやってみました

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▲鯉釣りを本格的に始めようとした時に、こちらの本を見つけました。フライで鯉を釣るための指南書なのですが、鯉の生態が詳しく書かれておりまして、中古価格もお手頃で(既に新品の販売はなし)入手しやすい本なので、参考に買い求めて読みふけっていたのですが…やっぱりこの本を読んでいると、フライでもやってみたくなりますね(笑)

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そこで、とりあえずはチャレンジ!ということで、中古の道具で一式揃えて試しにやってみることにしました。

フライの道具は、中古価格がこなれているので、結構安く揃えられます。長年釣りをやっていても、フライは「参入障壁」が高めで、しばらく躊躇していたのですけど、いざ道具を揃え始めてみると、そんなに難しいことではない?ただ、キャストを始めてからは大変悪戦苦闘しましたが…

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特に「コータック」は倒産したこともあってか価格がかなりこなれていたので、リールもロッドもコータックのもので揃えました。特にコマフライはグラス含有率が高いので、大物とのファイトにも充分に耐えてくれそうです。ラインはWFの8番を巻きました。

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ところが、肝心のフライが間に合わなかったので、とりあえずパンを投げてみることにしました(笑)

フライでキャストする場合、何回か頭上を往復させないとダメですが、どんなに工夫してパンをつけても、3回以上往復させるとパンが外れてしまいます

それと、一度でも着水すると、もろくなってすぐに外れます。

『鯉釣り百匹』…新たなる釣り修行の始まり

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【13匹目の鯉】それでもなんとかキャストができるようになって、ようやくゲットできました。65cm。フライで釣り上げる初めての鯉でしたので、なかなか寄せられず10分近くファイトしていました。

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【14匹目の鯉】55cm。こちらは簡単に寄せられましたけど、陸にあげると大暴れするので、水中で体長を計測しました。

昼前から日没までがんばってたったの2匹…スピニングタックルなら、10匹は確実に釣れるのに…まだ慣れないフライタックルだし、本当のフライじゃなくて、パンでやっているから無理が多いわけですが…orz。

▲フライを試してみようとしたのは、こちらの動画の影響もありました。鯉が魔法にかけられたように、次々に連続してかかるのを見ていると、「フライってスゴイ!」と思ったんですけど、もちろんこれは熟練した人の「」も大きいわけでして…

私はずっと、「フライ」は合理性に欠けて回りくどい、悠長に見えるだけが取り柄の釣り方だと思っていたんですけど(フライ派のみなさんすみません)、この時、2匹目の鯉を釣り上げた後で、「フライってスゴイ釣り方なのかも?」という実感を得られました。

というのも、パンコイそのものが、かなり理にかなった、魚の生態に合った効率の良い釣り方でして、弱点はあまり遠投できないこと、パンがすぐに外れるので頻繁に付け替える必要があること。でもフライだったらこの2つの弱点が克服できるわけです。

では、とことんやってみようじゃないか…と考えました。私の釣り心に改めて火がつきました。フライでの鯉釣りを徹底的にやってみる。それ以外の釣法も、釣りを最初から学び直すつもりでやってみる。中国でコイ系巨大魚を釣り上げるための練習目標として、まずは鯉をあの手この手で百匹釣り上げてみよう…と思い立ったわけです。

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