▲先月、広西チワン族自治区の連続爆発事件のツイートに含まれていた『傘付きスクーター』の写真が話題になったので1つブログ記事にまとめておきましたが、その後『傘付きスクーター』の実物を見つけましたので、細部の写真をこちらに公開しておきます。
こんな形状になっています。たぶん、広西チワン族自治区の連続爆発事件の写真にあったのとほぼ同一のものかと思われ。ただし、こちらでは傘の後部に「赤い糸」がついています。
「赤い糸」は後部の荷台に結び付けられておりました。たぶん風で傘が変形しないようにしているのかと。
一応、バイクへの傘の取り付けは、中国でも違法行為になるのですが…
傘の柄はかなり強引な形で固定されています。これって走行時には、運転手の目の前に柄がありますから、結構邪魔になるのでは。よく見ると柄はかなり太いです。それなりに強度を考慮しているのでしょうが、この傘の取付は一応、中国の法律でも違反行為となります。
ある市場の入り口に傘付きスクーターが3台も停まっていました。
こういう業務用のスクーターはそれほど高速走行しませんので、傘がついていても特に問題にならないのでしょう。
法律上は200元の罰金ですが、こういう乗り物を利用する人は、経済的に豊かではない人が大半なので、警官がみつけた際は、注意か50元の罰金で対応するようにしているそうです。
▲日本でも、自転車で傘を取り付けられる器具が販売されていますが、問題になっているようです。ただ、明確にNGかどうかは意見が別れるところでグレーゾーンになっているようですが。日本でも中国でも、庶民のニーズは近いところにあるみたいです。