黒色中国BLOG

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【ABU】『アンバサダー4600C3の近代化改修』(2)交換パーツを集めてみました

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数年前に中国で大物を釣ろうと思い始めて、ツララ(有名なロッドメーカー。怪魚釣りをする人が好んで使う)の公式HPを覗いた時に、たぶんロッドの使用者が送ってきた写真と思われるものがあった。

その写真では、とても大きな、人の身長ほどある魚を釣り上げていて、それに使われていたのがアブの4600C3であった。なぜあの頼りない骨董品でそんな巨大魚を釣れるのか…と不思議な気分であったが、ネットで海外の情報を見ていると、そういうことは全く珍しくないのがわかってきた。

4600C3はラインキャパが少ないので、大物釣りの事例を探すのが面倒だが、同じ機構でラインキャパの多い5000系や6000系で大物を釣り上げた情報は、ググってみると簡単にみつかる。

丸型クラシック・アブによる大物実釣動画

▲こちらは5000系でGTを釣っちゃいました、という動画。

▲こちらは6500でチョウザメを釣りました、という動画(但し正確には使用リールが他にもあるそうだが)

6500で21.7kgのナマズを釣りました…という動画。

私が中国で釣ろうと思っているコイ四大家魚(アオウオ・ソウギョ・コクレン・ハクレン)、ナマズ…というのは、このクラスである。

なるべく太いラインを使いたいし、ライン・アウト・アラーム(魚がかかってラインを引っぱり出されるとコツコツコツ…と音が鳴る機構)が付いている方が安心できる。そうなると6500。加えて、ルアーを操るのではなくエサ釣りだし、しかも重い魚を釣る時にはギア比は低い方が有利なのでC3…という選択肢が見えてきた。

但し、古いリールを実戦投入しようとすれば、摩耗した部品を交換したり、ドラグパワーをあげたり、機構的な欠点を克服してやらねばならない。

新品の6500C3を買えばすぐに解決する問題かも知れないが、コストの問題で中古品を入手する以外にも、この機種特有のウィークポイントを掴んでおきたい。そしてメンテナンスの知識と経験も向上させておきたい。そこで、まずは手持ちの4600C3をベースにして、ウィークポイント克服の実験を試みたわけである。

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まず、用意したのはこの4種類のパーツである。全て小さなもので、手の平に乗るサイズだ。こんなちっぽけなパーツで、本当にあのバックラッシュしまくりの骨董品が、ちゃんと使えるようになるのか…と心配だが。以下、時計回りに解説しておく。

4つの交換パーツ

  1. ドラグワッシャー
  2. スプールピニオン
    白い段のついたギアみたいなパーツである。こちらはアブ純正のパーツ。パーツナンバーを「19373」という。こちらが長期使用することで摩耗してスプール位置が狂い、ラインが左寄りに多く巻かれるようになるらしい。パーツナンバーとしては一緒だが、最新のものは材質が違うので摩耗しにくいとか。以上の知識は『さよなら、アンバサダー』さんからの受け売りである。最寄りの釣具店からピュアフィッシングジャパンの在庫を取り寄せてもらえるなら、1個200円程度のパーツである。

  3. 4ポイントブレーキ
  4. ブレーキブロック
    4つ転がっている四角い白いパーツがそれである。先ほどの4ポイントブレーキの「」に差し込んで使う。これは純正品で100円ぐらいで販売している。現在のところピュアフィッシングジャパンにはこのパーツの在庫がないのだとか。釣具店によってはこのパーツを持っている店があるかも知れない。
  • ドラグワッシャー…3枚一組で842円
  • スプールピニオン…1個208円
  • 4ポイントブレーキ…1個2073円
  • ブレーキブロック…4個で432円

合計3555円(上記は全て定価+消費税8%)で、古いアブのリールが、現役で使えるようになるかも知れない…というわけだ。

6500C3の実用上問題がない中古品は、1台5千~6千円台で入手可能なので、大体1万円足らずで、ドラグパワー8kgオーバーの頑丈なリールを1台調達できるようになる計算だ。カルカッタコンクエスト400の新品だったら1台4万円以上からのスタートだから、やはりこのコストパフォーマンスは素晴らしい。ちゃんと実用に耐えうるのであれば、の話だが…。(つづく)

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