▲ツイッターの方では、数カ月前から「#台流」で、非常に注目していましたが、ようやく台湾物産館へ行く事が出来ました。
(注)2012年の公開当時「#台流」というタグで、台湾の話題を話し合うのが流行っていたのでした。
▲台湾物産館とは東京の笹塚にある台湾の物産を販売しているショップ。台湾の行政院農業委員会(日本でいえば農林水産省にあたる)の国家プロジェクト…ということで、いわゆる国営のアンテナショップみたいなものです。
▲店内は撮影禁止なのですが、2人の店員さんが、笑顔で迎えてくれました。
飲食が充実し過ぎている国営アンテナショップ
▲まずは魯肉飯(ルーローファン)から。小さなお茶碗にモチモチした美味しいお米、そして甘辛く煮込んだ豚の挽き肉が乗っかっている。(小)で400円。
▲水餃子。日本で水餃子を食べると、茹で過ぎのせいか皮がゆるゆるになっているのがたまにあるけれど、こちらはしっかりした歯ごたえ。ラー油をかけた辛い方を頼みましたが、このラー油は単なる唐辛子だけのものではなくて、他に色々入って香りがプラスされているもの。初めての人にはちょっとクセを感じるかも知れないが、これは慣れると美味しいです。
▲そして、チャーミースノーアイス!これを食べるためにここまでやってきた!この「チャーミースノーアイス」とは一体何なのか?作るところを拝見したところ、冷凍庫から円筒状の凍ったものを取り出し、かき氷を作る機械みたいなので、ゴシゴシ削っておりました。この円筒状のものは、アイスクリーム?みたいです。詳しいことは「企業秘密」と言われましたが、
▲こういうサイトをみつけました。こちらの写真で見られればよくわかると思うのですが、この「チャーミースノーアイス」なるものは、まるで「とろろ昆布」みたいな形状をしています。この形状が微妙に空気を含んでいて、口に入れると、ふんわりととろけて、独特の食感をだしています。凍らせた円筒状のアイスクリームみたいなのは、台湾から輸入しているとのこと。
上の写真のものはマンゴーをのせてマンゴーソースをかけたものです。
▲こちらもチャーミースノーアイスなのですが、アズキを乗せて、練乳をかけたもの。マンゴーもいいけど味が単調になりますね。こちらの方が日本人的にはイケてるかも知れません。
▲キリッと冷やしたジャスミンティー。とても香りがよくて、暑さで身体がくたびれていましたが、一口飲んで爽快に癒されました。
この時、お店にいた店員さんは2人。台湾人男性と、マレーシアの女性で、二人とも日本語がとても上手でした。こちらがチャーミースノーアイスに熱中している間、彼らは店内の作業をしていたのですが、ふと気づくと、二人はずっと日本語で話しています。
「お二人はどうして中国語で話さないんですか?」と聞いてみると、
「いつも日本語で話している方が勉強になるし、日本人のお客さんがいる時に、わからない言葉で話していたら、失礼じゃないかと思って…」
…との回答。料理やスイーツも素敵でしたが、この気遣いが一番心に残りました。
■台湾物産館 笹塚本店
東京都渋谷区笹塚2-14-15 ヴェルト笹塚ツインビル1階
営業時間 10:00~20:00 (年中無休・年末年始を除く)
http://www.taiwan-bussankan.com/