11月4日夜10時頃、陜西省漢中市主城区の万邦時代広場にて、迷彩服に身を包み、武警の帽子を被った男が拳銃を持った男が現れたのを市民が目撃し、通報を受けて警察が出動。
18時間の捜索の後に、実はオモチャの拳銃を持った13歳の男の子だったのが判明…よくありそうな、お騒がせ系のニュースですが、ちょっと気になるので、詳しく読んでみました。
軍事愛好は強く非難すべきことではない
▲こちらがそのオモチャのピストルらしいのですが、確かにこれは遠目に見ると本物と間違うでしょうね。
気になる箇所を要訳すると…
- この男の子は13歳の未成年で、身長は170cmであった。
- 男の子はミリオタで、普段から好んで軍人を真似た服装をしていた。
- 4日の夜、ちょっと万邦広場を通りかかっただけなので、こんなに大騒ぎになるとは思わなかった。
- 男の子は14歳未満であったため、警察は注意の上、家長に連れ戻させた。
最近は13歳でも身長170cmとかあるんですね。その身長で軍服を着て、実銃っぽいピストルをもっていたら、間違える人がいてもおかしくありません。
それと、中国でも14歳未満だと補導になるのですね。
私としては最後の一文が日本とは違うな…と思いました。
- 軍事を愛好するのは元々強く非難すべきことではないが、法に触れないことを前提に、注意して活動し、公衆にパニックを起こさせないようにしなければならない。
中国だと、こういう大騒ぎになったとしても、軍事愛好趣味は咎められることではないとして、尊重されるものなのですね。日本のニュースでは絶対に書きそうにない内容です。お騒がせのニュースでしたが、思いがけず、国柄の違いを知ることができました。